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社員インタビュー

誰もが、
思い出を作るために訪れている。

観光事業部 村瀬絢香

語学を活かし、旅行会社へ就職

京都外国語大学でスペイン語を専攻。
名古屋にある旅行会社へ就職後、株式会社京繊の京あるきへ入社。

前職の旅行会社では航空券の手配やビジネスビザの申請など海外旅行に携わる業務や、スケジュール管理、時間管理を行う旅程管理者と呼ばれる業務にも携わっていました。

新型コロナウイルスが流行し旅行業界全体がコロナ化で落ち込んだ際、それでも観光業が好きで、英語を使う仕事がしたいという気持ちと、ゆくゆくは学生時代を過ごした京都へ戻りたい、京都ならコロナ化でも観光業があるだろうという考えもあり、京都で転職先を探しました。

現在弊社で担当している業務は、受付や荷物の準備など接客全般と、シフト管理や着付師の手配、物品手配など事務の仕事も任されています。

文化やマナーの違いも楽しめる職場

弊社の着物レンタルには、日本人のお客様だけでなく外国人のお客様もいらっしゃいます。

日本人のお客様と外国人のお客様で文化やマナーが違うため、大変さと同時に楽しみも感じています。

中国人のお客様が割合としては沢山いらっしゃいますが、日本語をお話になる方は少ないです。
お断りしたことやご説明したことに対して、更に詳細な理由や説明を求められることもあるのですが、母国語でしっかり説明してくれます。
例えば、振袖は未婚の方が着るものという日本の文化ですが、外国人のお客様は華やかな振袖をお召しになりたい方ばかり。
未婚の方が着るものとお伝えし、ご希望されるお客様にはお着付けもいたしますが、お客様の母国語で説明ができるスタッフがいると納得して決めていただけます。

また、着物レンタルの楽しみ方1つにも日本人のお客様と外国人のお客様で違いがあります。

日本人のお客様は着物を着て京都らしいものを食べたり、京都らしい場所に行くことを楽しみにされています。
外国人のお客様は、着物を着用すること自体を楽しまれ、ご自身の着物姿を面白いと感じられます。
「着せてくれてありがとうございます。」という言葉を色んな国の言葉で聞けるのがとても嬉しいです。

仕事をする上で大切にしていること

旅行会社で勤務していた時から心掛けていることになりますが、誰もが思い出を作るために訪れていることを忘れないようにしています。

自分にとっては日常業務でも、お客様からすると結婚記念日やお付き合いされた記念日など、お一人おひとり特別な理由で来ていただいています。

旅行会社にいたからこそ旅行の価値が分かるので、これからも仕事をする上で忘れずにいたいことです。

また語学の勉強は絶えず続けていきたいです。

高校生の時に1年間の留学を経験し、弊社へ入社前も2ヶ月間イギリスに滞在していましたが、言葉は使わないと忘れます。

日々の業務内で英語を存分に使い、現在は中国語の勉強も始めてみました。
中国人のスタッフが在籍しているので、本場の発音を教えてもらえることも。

日本人のスタッフと外国人のスタッフ。

スタッフ同士でも文化が違うと考え方が違うため意見が食い違うこともありますが、察してもらうスタンスではなく、どこまでやってほしいかを明確に伝えしっかりと話し合うことで互いの長所を生かした働き方が出来ていると思います。