卒業式袴レンタルのお役立ち情報
袴姿に必要な小物類
目次
これまで袴の髪飾りというと、つまみ細工やアートフラワー、ドライフラワーなどが主流でした。ところがここ最近、袴の髪飾りとして水引(みずひき)や組紐、リボンといった紐類が流行中なんです。ですが水引や組紐って、皆さんどういったものかご存じですか?飛鳥時代に渡来した水引の歴史や、水引と組紐の違い、袴姿にピッタリなヘアスタイルまでご紹介致します!
水引(みずひき)は、元々飛鳥時代に中国から伝わったもの。遣唐使が中国へ渡った際、贈り物に対して「心を込めている」という思いを表すために水引で包まれたものを持ち帰ったのが始まりです。
「人と人を繋ぐ」という意味がある水引は、現在でもご祝儀袋などで使用されています。渡す相手やシチュエーションで結び方が異なり、結婚式のご祝儀では 簡単には解けない 「結び切り」や「あわじ結び」が一般的で、「蝶々結び」などの解けやすい結び方は避けられています。袴の髪飾りとして使用される水引は、結び方に決まりがないので気に入ったもので構いません。「あわじ結び」を応用したカジュアルな梅結びも可愛らしく、袴の髪飾りとしておすすめです。
また水引は、慶事と弔事で配色も決まっていて、おめでたい時は赤と白、金と銀、赤と金の配色が使用されます。華やかさが出る配色でもあるので卒業式でも人気です。
組紐(くみひも)は映画『君の名は』で一気に知れ渡った、絹糸や綿糸を組んだ紐。麻糸や紙糸で組まれる場合もあります。
水引との違いは「組紐」の名前通り、紐が組まれているかどうか。組紐はミサンガのように複数の糸を組み上げてできた紐です。髪紐や武具の飾り紐、現代では着物の帯締めなどに使用されています。帯締めもシチュエーションによって紐の太さや組み方が変わり、紐が太いほど糸が沢山使用されているので高価とされています。
昔からある髪紐や、トレンドの髪飾りとして使用されている組紐は、細みのものが多いです。紐が細いほどヘアセットをする際に使いやすく、模様も細かくなるので繊細な雰囲気になります。色違いの細い組紐を数本用意し、水引のように花結びを作って、袴の髪飾りとして使用するのも人気です。また、紐の両端に房を作ると、歩く度に房が揺れ華やかな印象になります。ハーフアップにして蝶々結びにすれば大正ロマンな雰囲気になるので、矢絣柄の卒業式袴をレンタルされた方は必見です。
水引や組紐と続いて袴の髪飾りとして人気なのがレース状になったリボン。卒業式の袴だけでなく洋服に合わせる髪飾りとしても人気ですよね。リボンが袴の髪飾りとして人気の理由は、白やクリーム系統の袴コーデが流行っているからでしょう。アンティーク調な袴コーディネートが完成するので、お洒落な女子大生の間で人気です。
水引や組紐のように花結びの形を保つのは難しいので、編み込みのアクセントにしたり、ポニーテールに巻きつけワイヤーポニーのヘアアレンジに使用されることが多いです。
袴の髪飾りとして流行中の水引、組紐、レースをご紹介しましたが、次は実際に髪飾りとして使用している様子を見ていきましょう。
1つ目は、ピンク、黒、ベージュの3色の組紐と水引を使用したヘアスタイル。祝い事をイメージさせる大きな花結びが可愛いワイヤーポニーです。毛先が組紐の糸と混じり合い華やかでカジュアルな印象。着用している袴がポップなデザインなので、動きを見せるワイヤーポニーのヘアスタイルとも相性バッチリ。
2つ目は、両端にまとめられたツインのお団子ヘア。明るい袴の色を引き立てるようにベージュの紐でお団子を巻き、オレンジ色のピンポンマムを添えています。活発で、とても動きやすそうな袴姿となっています。
3つ目は、リボンを重ねたようにアレンジされた組紐の髪飾り。金色で描かれた梅柄と同じ色味で、統一感のある袴姿に。組紐の他にも、着物と同系色の緑の髪飾りが添えられていて、より豪華な印象を与えます。
4つ目は、レースのリボンを髪飾りとして使用した写真です。レトロ感のあるレースのリボンは、レトロデザインの卒業式袴とお似合いです。細やかなつまみ細工も合わせることで卒業式らしい古典な雰囲気も押さえています。袴に合わせる髪飾りでお悩みならぜひ参考にしてみてください。
袴の髪飾りとして流行中の水引、組紐、リボンを取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれの髪飾りの特徴は以下となります。
今回ご紹介した髪飾りの他に、アートフラワーやつまみ細工などの髪飾りについて詳しく知りたい方は「卒業式袴の髪飾りオシャレに決める3つのポイント」をご覧ください。
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京都さがの館店舗一覧
京都さがの館で #袴レンタル の予約・試着ができる店舗は全て駅チカ!試着・下見の方も沢山いらっしゃいます。ぜひお近くの店舗にお越しください。
橋本 晴美hashimoto harumi
株式会社京繊営業企画課 参事
《略歴》
日本和装教育協会の審査員資格(一級)や講師資格(師範)を取得し、和装の専門家として社員教育に携わっています。 西日本きもの着付コンテストでの入賞経験を持ち、長年にわたり和装教育の分野で活躍しています。
《資格》
● 日本和装教育協会 ・審査員資格(一級)・講師資格(師範)・きもの着装技能一級
●西日本きもの着付コンテスト大会・創作帯結び部門第三位
●長沼静きもの学院・研究科 修了・高等師範科 修了・指導者養成課程 修了
●日本組紐協会・組紐技能検定(中級)
SAGANOKAN KYOTO