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【実録レポ】卒業袴の合同展示会に行ってきた
目次
私事ではありますが、先日はじめて展示会にスタッフとして参加させていただきました。
大阪天満橋OMMビルで2日間にわたって開催されていた卒業袴の合同展示会です。
多くのお嬢様で賑わうということもあって、普段はデスクワークばかりなのですが、今回は実際にお嬢様たちとお会いすることになったわけです。
ということで、本日は【実録】としまして、展示会の様子をお届けいたします!
卒業袴展示会の混み合う時間帯と空いている時間帯
大学などでDMチラシが配られて、展示会の開催を知るお嬢様たちがほとんどだと思います。
そこで疑問に思うのは「展示会に予約って必要なの?」ということ。
京都さがの館の場合、卒業袴に関しては来場予約は不要でございます。
「お嬢様の都合のいい時間にお越しください」というスタイルを取っているので、わざわざ時間を割いてまでお電話をしていただく必要はありません。
となると、心配なのは「ゆっくり見れるのかどうか」です。
予約制ではないため、当然、混み合うことは予想されます。
では具体的に、混み合う時間帯とは何時頃のことを言うのでしょうか?
混み合う時間帯と空いている時間帯
私の体感ですが、混み合っていたのは開始直後から二時間まででしょうか。
今回は開催時間が10時~となっていたため、10時~12時までは多くのお嬢様でブース内が非常に賑わっておりました。
逆に空いている時間はお昼です。
皆さんやっぱりお昼ごはんを食べる時間帯ですから、ブース内はゆっくりと見ていただける余裕がありました。
お昼は空いてるとは言っても学校内で行う学内展示会だと、「お昼休みの時間帯にレンタル袴を見たい!」というお嬢様方がたくさんいらっしゃいますので混み合うことも。
学校にもよりますが授業終わりも混む場合があるので、授業の合間などを利用するのがおすすめです。
レンタル袴合同展示会のメリット
私が感じる合同展示会のメリットは、他の袴レンタル屋さんと比べることができる点。
それから、ご両親と一緒に見ることができる点です。
大学内でも卒業式のレンタル袴の展示会をさせていただくことがありますが、そのときは何社も集まった「合同」という形ではなく、さがの館だけの場合が多いです。
そのため、最初から「さがの館」で卒業袴をレンタルしたいと考えている方はともかく、なにがあるかわからないけどとりあえず行ってみよう!という方には物足りないかもしれません。
合同展示会に多くのお嬢様が集まるのは、「一度に多数のレンタル屋さんの袴が見れる」ということが魅力だからだと思います。
一生に一度のことですから、やっぱりみなさん真剣に悩まれます。
自分の気に入る、一目惚れするデザインを探したくて、会場内をぐるぐると見てまわりたくなります。
このお店ではこれを第一候補にしておいて、次のお店にも行ってみよう。
そうやって考える時間も合同展示会にはあります。
さらに、ご両親と一緒に見てまわれるという点もメリットの一つ。
大学内の展示会ではなかなかご両親と一緒に見ることはできません。
ですが、今回のOMMビルで開催された展示会は大学ではなく、催事場で行われたもののため、気兼ねなくご両親も一緒にお越しいただけました。
卒業袴の展示会へは一人で行くべき?両親と一緒がいい?
二日間、スタッフとして実際に展示会に参加させていただいた上で感じたのは、お一人でのご来場がやはり多いということ。
接客中に和んだことがあるのですが、一人のお嬢様が申込書の記入をしていたとき、たまたま隣に座っていた方がお友達だった!といったシーンがありました。
合同展示会という、何社も集まった場で、まさか同じ袴レンタル屋さんで申し込むなんて!とテンションだだ上がりなお嬢様たちに、私も思わず笑ってしまいました。
こんなふうに、合同展示会では誰に気を遣うでもなくお一人でいらっしゃるお嬢様が多く、展示会内でばったり友達と出会うというシーンも多々見受けられました。
もちろん、ご両親と一緒のご来場も見られます。
お申込書を記入していただくカウンターには、お母様もお父様も座っていただけるよう椅子を用意しております。
そこで、お嬢様にお申込書を記入していただいている間、お母様やお父様に詳しいプランをご説明させていただいたり、当日に関するご質問をお受けしておりました。
やはりお母様が気にされているのはお値段の面と、当日のお持物が多かったです。
反対に、お着物や袴のデザイン、長襦袢の衿を白衿にするか刺繍衿にするかなどは、お嬢様にお任せされている方が多かったですね。
卒業袴の展示会の流れ
今回のOMMビルでの合同展示会は催事場の大きなホールを借りてのことでした。
まず、ホール内に各社のブースが設けられています。
隣り合ったブース内にはそのレンタル屋さんそれぞれのお着物や袴が展示されており、ご来場されたお嬢様たちは好きに見てまわるという形式です。
ブース内に入ったらまずは試着!
ブースに入ると、いろいろなお着物があるので、接客スタッフがお嬢様の好みのデザインをお伺いいたします。
それに合わせてお着物を見繕ったり、袴を選んだりします。
当然、慣れない和装ですから、ご試着もその場でさせていただきます。
お洋服を脱いでいただく必要はございません。
お洋服の上から、お着物の衿を肩に掛けさせていただき、その上からお着物を簡単にお着付けさせていただきます。
時間もさほど掛かるものではなく、ベテランの慣れたスタッフが担当します。
ブース内には姿見をいくつも用意しております。
まずはお着物を着ていただき、どんな見栄えになるのか鏡の前に立っていただいたり、すぐに袴と合わせて鏡を見ていただいたりします。
この試着があるかないかで、お嬢様の楽しみも、満足度も変わります。
何着も何度でもご試着が可能なので、皆さんいろんなお着物や袴を試されていました。
好みのものを見つけたらすぐに在庫状況の確認!
実際に「これがいい!」というお着物と袴が見つかれば、次は在庫の確認です。
お嬢様がいい!と思っても、そのお着物の予約が取れるかどうかは確認してみないとわかりません。
在庫を確認するためのスタッフもおり、私もまたいくつ在庫状況を確認させていただいていました。
確認にはお時間をいただくことがあります。
その間、お嬢様にはご試着のお手伝いをさせていただいたスタッフが、プランの内容をご説明させていただいたり、他のお話しで盛り上がったり。
退屈な時間はありません。
今回の展示会ではアンケートが設けられており、そちらでも「非常によかった」というご回答をいただいていたとのことです。
予約が取れる!となったら、次は申込書の記入
申込書の記入には、専用の受付カウンターが設けられておりますので、そちらでしていただきます。
お嬢様に記入していただく箇所はあらかじめ決まっており、商品欄などはスタッフが記入させていただきます。
申込書の記入が終われば、間違いがないかの確認とご利用規約の確認
確認は入念に行います。
お金がかかることですので、こちらは間違いがあっては大変です。
あとから「これは説明されてなかった」といったことがないよう、スタッフもしっかりと説明しなければなりませんから、ここでは少しだけお時間をいただきます。
キャンセル料や変更の期限、支払いについても一通り説明いたします。
もちろん、わからないこと、聞いている中で不明に思ったところはどんどん口を挟んで聞いてください。
確認事項がすべて済めば、申込書の控えをお渡しします
お嬢様の通われている学校によっては、お渡しさせていただく用紙が増えるかもしれませんが、申込書の控えは必ずお渡ししております。
もし変更したい・キャンセルしたいなどがあった場合は、お渡しした申込書の控えを見ながら、お電話ください。
まとめ
チラシをもらったけど、展示会に行くべきかどうか?と悩んでいる方は、ぜひお越しください。
気兼ねなくいろんなお着物や袴を見ることができますし、なにかわからないことがあればその場ですぐに聞けるからです。
今回のOMMビルで開催された二日間の展示会は、下記のような流れで行われました。
- ブース内に入ったら、まずはお荷物を置いて、袴選び
- 気になるものがあればその場で洋服の上から試着
- 気に入ったものの予約が取れるかどうか、必ず在庫を確認
- 予約が取れる!となったら次はお申込書も記入
- 記入いただいたものを確認、ご利用規約の確認
- 最後にお申込書の控えをお渡しして完了!
決めるのが早い方だとお時間は30分程度。
いろいろ見てから決めたい方だと1時間~2時間は見ていただくと十分だと思います。
これからの時期、多くの場所で卒業袴の展示会が行われますので、参考にしていただければ幸いです。