卒業式袴レンタルのお役立ち情報
卒業式当日の案内
レンタル袴を着るなら姿勢はこの方法でよくすべし
目次
レトロな袴に、モダンな袴。
流行りで人気の袴をレンタルしても、せっかくの姿勢がよくなければ、見映えだって悪くなってしまいます。
写真撮影のときも、バランスが悪くて、いざアルバムを見てみたら、なんだかとってもブサイクに!ということがままあります。
それもこれも、レンタルした袴を着たときの姿勢が悪いから。
あなたは頭のてっぺんから糸で吊るされたような意識を持ったことはありますか?
その意識をしてみると、姿勢は自ずとまっすぐになります。
あなたは吹奏楽経験者ですか?マーチングバンドから見る姿勢のよさ
意外と吹奏楽経験者って多いんですが、あなたはいかがでしょう。
もし、あなたが吹奏楽経験者……それもマーチングバンド経験者なら、姿勢をよくする方法は、とっても馴染みがあると思います。
普段コンサートホールや音楽室などで演奏する際を「座奏」と呼ぶなら、立ってさらに行進しながら演奏をすることを「マーチング」と呼びます。
これがなかなか難しく、激しい特訓の毎日です
なぜ難しいのか?
たとえばそれは、歩幅の長さが決まっていて、その長さになるまで何度も何度も鬼のように行進をさせられるから。
たとえば、前進だけでなく後退もし、時には斜めに走ったり、フォーメーションを崩すことなく移動する必要があるから。
たとえば、歩くだけならまだしも、楽譜なしで15分間も演奏を続ける必要があるから。
中でも難しいのは「頭の位置を変えずに行進すること」です。
頭の位置を変えずに行進!それってつまり姿勢のよさに直結します
座奏であれば、ゆったりと落ち着いて演奏できるので、音の乱れは突然笑いださない限りまったくありません。
ですが、立ってさらに行進しながら演奏するとなると、どうしても音は乱れに乱れてしまいます。
たとえばあなたが、走りながらマイクを手に歌うとします。
きっとその歌声は大きく乱れていくことでしょう。
それを考えると、プロのアーティストのライブって本当にすごいわけですが。
これって、頭の位置が上下してしまうから乱れてしまうのです。
もしも頭の位置を変えずに行進することができるのなら、演奏にはまるで乱れは見られず、落ち着いて安定した演奏が聴けることでしょう。
どうやって頭の位置を変えずに行進する?コツはイメージすること
あなたは頭のてっぺんから糸が伸びている想像をしたことはあるでしょうか。
その糸が天井から吊るされている想像はどうでしょう。
頭の位置が上下しないよう歩く方法はただ一つ。
この想像ができるかできないか、です。
なぜってそれは、頭のてっぺんから伸びる糸を想像すると、自ずと姿勢はまっすぐになるからです。
実際にやってみて!あなたの姿勢がたちまちまっすぐになる方法
座ったままでも大丈夫。
寝ているのはダメですよ!
立ってみるのもいいですね。
でははじめてみましょう。
あなたの姿勢がぐんとよくなる方法です。
袴を着るなら常にイメージすること!これが姿勢を整える方法です
- 頭のてっぺんから糸が出ているイメージをする
- その糸が壁または天井からまっすぐピンッと伸びているイメージをする
- だらけている姿勢を直し、糸をだんだんと短くイメージしていく
そうすると、糸の短さにつられるように、頭の位置はぐんぐん上へと向かっていきます。
背筋は自ずとピンと張り、肩の位置も上がるでしょう。
首は伸び、肩甲骨も動き、胸を少し張った姿勢です。
自然と、視界もなんだか明るくなります。
レンタルした袴を着るときもイメージは崩さずに!
美しい姿勢を保つことって、結構きつかったりします。
ですが、これをすることで、写真写りも断然アップ。
姿勢がきれいだと、歩き方もきれいになります。
レンタル袴でなりがちなのは、猫背の姿勢
「卒業式の最中に袴姿で猫背にならないための方法」でも書かせていただきましたが、慣れない袴姿だと猫背になりやすいです。
ですが、猫背になってしまうと、帯がゆるんできて、着崩れてしまう原因に!
卒業式の最中に着崩れてしまうと、悲鳴すら上げたくなってしまいます。
となると、どうしたって猫背は防ぎたいもの。
その第一歩として、姿勢をきれいに保つことが挙げられます。
つまり、ピンと糸を張られたイメージを保つと、不安でたまらない着崩れは防ぐことができるのです。
もしもあなたがレンタル袴を着るのなら意識したい2つのこと
姿勢よく!なんて言葉は、あなただってわかりきっているはずです。
ですが、なかなか実行できないのも事実。
普段の姿勢の悪さも手伝って、姿勢矯正ってとっても肩がこります。
無理矢理ピンと姿勢を保とうとすれば、余計に体に力が入ってしまいます。
ではどうすれば姿勢はきれいに保てるのでしょう。
無理なく姿勢を保つため、意識したいのは2つのことです。
肩甲骨、動いてますか?あなたに意識してほしい2つのこと
- 肩甲骨を寄せてみる
- 肩から胸元にかけての繊細な柄をアピールしてみる
凝り固まった肩甲骨を動かすと、とっても気持ちいいです。
普段どれだけ動いていないんだと思ってしまいそうなくらい、なんだかちょっと癖になる痛さを感じます。
後頭部の凝りもすっきり開いた感じがするのも不思議ですが、本当にいつの間にかそれほどまでに凝っていたんですよね。
肩甲骨を動かして、凝りをほぐしてみましょう。
姿勢がつらいってことは、それだけ肩甲骨が動いていない証拠です。
疲れてきたら肩甲骨を後ろで寄せてみるよう意識して。
まだまだがんばって袴姿を保っていられそうです。
さらに、肩から胸元にかけての柄をアピールしてみることも意識しましょう。
袴姿は、着物の柄が肩から胸元と袖元しか映りません。
であるなら、もう少しアピールしてみてもいいのではないでしょうか。
それに、肩から胸元の柄をアピールするように姿勢を正すと、自ずと肩甲骨は後ろで寄り、姿勢がよくなります。
まとめ
レトロの袴やモダンな袴。
あなたがレンタルする袴は、どんなジャンルであっても綺麗でかわいらしく、卒業式にふさわしい袴です。
せっかくなら、きれいに着こなしてみませんか?
そのために大事なのは姿勢のよさ。
無理に姿勢を正していては、身体もすっかり疲れてしまいます。
大事なのは「頭のてっぺんから糸で吊るされているような感覚」です。
さらにあと2つポイントをお伝えするのなら
- 肩甲骨を寄せてみる
- 肩から胸元にかけての繊細な柄をアピールしてみる
この2つで姿勢のつらさは解消されます。