卒業式袴レンタルのお役立ち情報
袴のデザイン・柄
桜柄の袴でオシャレに卒業式を!デザイン一覧もご紹介
目次
卒業式の袴をオシャレに着こなすコツは「季節の先取り」です。
卒業式の袴に限らず、周りよりも一歩前に進んだものはオシャレに感じますよね。
桜柄には「つぼみ」「満開」「花びら」があります。
これを季節に当てはめてみましょう。
つぼみは満開になる前の、2月や3月の時期。
満開は4月の時期。
花びらとなって散っていくのは4月の下旬頃でしょうか。
とすると、実際にはまだ芽が出たばかりの桜の時期に、つぼみの桜柄を着るのがオシャレになります。
卒業式の時期は2月下旬から3月がほとんど。
その時期の桜はつぼみだったり、少しずつ花開いていく時期です。
先取りのオシャレを取り入れるなら、満開の桜柄を選ぶこと。
うれしいことに、卒業式の袴に描かれている桜は、わざわざ探さずとも満開のデザインであることが多いです。
桜は春だけに許される柄?実際は異なります
冒頭で桜は卒業式にぴったり!満開の柄を選ぶとオシャレ女子!なんて意気揚々と書きました。
しかし実際のところ、桜は年中通して着てもいい柄とされています。
どうしてでしょう?それは桜の語源にあります。
桜の語源を私はこの記事を書くときにはじめて知りました。
というか語源がこんなにも大層なものだったとは思ってもみませんでした。
桜の語源は「さ」と「くら」に分かれます。
「さ」は田(稲)の神を意味し、「くら」は蔵や倉、鞍など坐するところを意味します。
つまり田(稲)の神様のよりしろとして、桜とつけられているのです。
稲作の神様が宿る木。
桜はとても縁起のいいものなのです。
ですから、季節を問わず着用できる柄として古くから親しまれてきました。
もちろん、先述したように、季節にこだわりたいオシャレ女子は、先取りのオシャレを取り入れてみるのもいいでしょう。
ただ見てみる袴、手に取る袴のほとんどに桜柄がデザインされているのは、そういった理由もあるからなのです。
卒業式に着たい桜柄の袴。どんな意味がある?
稲作の神様なんて大層なことを言いました。
五穀豊穣の意味を持つ桜が卒業式とどう繋がりがあるのか?
正直なところ、稲作には関係ないし、ただ卒業式に選ぼうと思ってるだけなんだけど……という気持ち。
桜には五穀豊穣の意味以外に「物事の始まり」という意味もあります。
そう言われてみると、確かにぴったりかもしれません。
卒業式のあとには新たな道が広がっています。
今はまだ考えられなくても、卒業式当日には、明日のこと、来月のことがすでに決まっているでしょう。
物事の始まりという意味を持つ桜は、身に着けるだけで自分自身を強くさせてくれそうな気がします。
卒業式にぴったり!桜柄の袴は古典的に着こなせる
いろんな袴を目にするたび思うのは、これも桜が入っている、あれも桜が入っているということ。
菊や梅、桜といった花模様はセットで組み合わせるのが主流なのか?と思ってしまうほどです。
小さくても大きくても他の花模様との相性がよく、違和感なく溶け込めるのが桜柄だと思います。
色が淡いからでしょうか。
それとも柔軟色であるピンクを主としているからでしょうか。
選ぶ側の心境としては、本当にどんな花模様にもどんな色の袴にもあるなと感心します。
さて、ではその桜柄が周りにどう見られるでしょう?
やっぱり多いのは「日本らしいな」「袴らしいな」という印象。
かわいらしく小ぶりでささやかな桜柄も、大胆で大きく華やかな桜柄も、見ている人の心を癒すような印象を受けます。
桜柄を使った袴のバリエーション
それでは実際にレンタル可能な袴のデザインを見ていきましょう。
お待ちかねの華やかな画像一覧です。
桜が主役でも、桜が主役でなくても、多くの袴に使われているのがこの桜柄です。
白地の古典テイストで楽しむ桜柄の卒業式袴
白地に八重桜を散りばめるように描いた着物「クリーム扇面に流し花」。
優しい白地の風合いと古典柄が良くマッチした着こなしやすく高級感ある一着です。
桜と鶴で縁起良しな赤地の卒業式袴
赤地の着物に桜と鶴が描かれた着物。
卒業式らしい古典な雰囲気です。
桜の袴をポップに着こなしたい人向け
彩り豊かなデザインの卒業式袴。
桜柄の卒業式袴は古典デザインが多い中、こちらはポップな印象です。
卒業式でオリジナリティを出したいお嬢様は必見です。
古典×現代 最先端な桜柄の卒業式袴
商品詳細「赤に友禅金飾×コンシシュウ」
古典デザインの桜の卒業式袴ですが、桜や松の描き方がモダンでイマドキな印象。
丸くコロンとした描き方が可愛いですよね。
京都さがの館の桜柄の着物の中でも人気商品で紺の袴を合わせる他、白系統の袴を合わせたコーディネート 「赤に友禅金飾×ベージュライン紐水玉」 も人気です。
まとめ
桜を見ると春を連想します。
日本らしさ、和らしさもイメージできますよね。
- 桜柄は「季節の先取り」という意味でも「吉祥文様」の意味でも卒業式にぴったりなデザイン
- 桜には五穀豊穣の意味以外に「物事の始まり」という意味も
- 小さくても大きくても他の花模様との相性がよく、違和感なく溶け込めるのが桜柄
多くの袴デザインで桜柄が見受けられるのは、デザインの溶け込みやすさにあるのかもしれません。
ピンクや白の桜柄はどんな袴の色にも合わせやすい柔軟色。
華やかな桜柄もささやかな桜柄も、袴の文様に一つ添えるだけで穏やかな心地になります。