卒業式袴レンタルのお役立ち情報
袴姿に必要な小物類
徹底比較!卒業式の袴レンタルには草履?ブーツ?
目次
袴にはブーツをレンタルする方が良いのか、草履をレンタルする方が良いのか。
卒業式で袴を着るあなた、袴に合わせる履物についてお悩みではありませんか?
「オーソドックスにするなら草履かな…袴って和服だし、セットプランにも入ってるし。」
「でも袴にブーツってオシャレじゃない?その組み合わせってこの機会しかできないよね…。」
袴にブーツか草履のどちらを合わせるかは、それぞれのメリット・デメリットで選ばれていたり、袴のサイズ問題や防寒対策などで決められています。
今回は「草履」と「ブーツ」について、徹底的に比較をしてみようと思います。
袴に合わせるブーツと草履|メリットは?
まずは、草履とブーツのメリットをまとめていきます。
ごくごく普通の、当たり前の話ですが、あなたにとっては「なるほど!」と思うもの。
普段あまり馴染みのないスタイルだからこそ、はじめて知るメリットがあります。
草履とブーツの比較は、まずメリットから見ていきましょう。
草履のメリット
- お着物に合う定番で正統派な履物
- 卒業式らしい可憐な様に見える
- 脱ぐのも履くのもすぐにできる
- 鼻緒の色や柄、天(表)の色でオシャレが楽しめる
ブーツのメリット
- 明治時代から続く憧れの女学生スタイルが楽しめる
- ヒールがあり、色も黒なため足首が締まって、足長効果が期待できる
- 歩きやすく、長時間の徒歩移動も楽
- タイツや足裏カイロなど、防寒対策がしっかりできる
- 卒業式当日が雨や雪でも移動が安心できる
袴に合わせるブーツと草履|デメリットは?
続いては、草履とブーツのデメリットについて考えます。
草履のメリットがブーツではデメリットになる、ブーツのメリットが草履ではデメリットになることも十分あります。
あなたが、草履をレンタルしたいと決めているなら以下のデメリットを知っておいてください。
一方で、ブーツをレンタルしたい方もまた、これだけのデメリットがあることを知っておく必要があります。
6月現在、3月の卒業式まであと9ヶ月。
どちらの履物をレンタルするかで、卒業式当日のイメージもつきやすくなります。
草履のデメリット
- 卒業式当日が雨や雪だと足元が汚れてしまう
- タイツだと足袋が履けない
- 履きなれていないと歩きにくい
- きちんと正しい歩き方を知らないと足が痛くなる
ブーツのデメリット
- 脱ぐのも履くのも時間がかかる
- 憧れの女学生スタイルもレンタルする袴によっては卒業式に合わない見え方になる
- ほどけた紐を結び直す体勢が、着崩れの原因にもなる
比べてみました!レンタルする際の価格について
草履とブーツのどちらをレンタルするか決める上で、やはり決め手となるのは価格。
草履のレンタルはいくらで、ブーツのレンタルはいくらかかるのか。
あなたの予算次第で、レンタルできるのがどちらの履物か決まります。
草履は、通常3,300円(税抜) ブーツは、通常6,600円(税抜) |
これは単品レンタルでかかるレンタル費用です。
意外とレンタルでも料金がかかると思いませんか?思いますよね?
このレンタル価格、お得になるレンタル方法があります。
京都さがの館でご用意しているレンタルパックをお申込みいただくと、草履がパック内容に含まれています。
つまり「お着物+袴+パックの合計金額」をお支払いただくだけで、草履のレンタルも可能ということ。
もちろん、あなたが卒業する学校に合わせて用意したパックにも草履レンタルが含まれています。
草履をブーツに変更する場合は、2,200円(税込)追加でレンタルが可能です。 |
パック内容には卒業式当日の着付けとヘアセットも含まれています。
お着物を着付ける小物から、当日のお着付・ヘアセットまですべて必要なものが揃っているのが、さがの館のレンタルパック。
帯もついていれば、巾着も草履もついています。
そこに2,200円追加するだけで、草履のレンタルがブーツに変更できます。
普通に購入したり、単品でブーツをレンタルするよりも、ブーツ価格がお得になるわけです。
草履に関して言えば、パックでお申込みの場合、もうすでにパック内容に草履が含まれているので、草履価格を別途支払う必要がありません。
草履とブーツのどちらをレンタルするか、価格の話も判断基準にお使いください。
雨や雪の日|袴にはブーツを合わせたほうがいい?
ここでは「卒業式当日が雨だった場合、草履なら〇〇、ブーツなら〇〇」という比較の話を書かせていただきます。
雨の日対策で便利なのは、圧倒的にブーツです。
卒業式当日の天気は、レンタル申込時にはまったくわかりません。
卒業式の一週間前から天気予報を見ていても、天気予報が外れて、突然雨が降ることもあります。
しかし、雨が降ったからといって、急にブーツに変更することはできません。
ではどうなるのか?
雨の日の草履の場合、足袋が汚れ、水たまりに浸かろうものなら簡単に濡れてしまいます。 雨の日のブーツの場合、靴下やタイツが濡れることはなく、水たまりに浸かってもブーツが汚れるだけです。 |
この違いを見越して、多くの方がブーツレンタルをご希望されます。
ただし、ブーツレンタルには限りがあります。
十分な在庫数をご用意しているのですが、サイズによっては早期にご予約がいっぱいになってしまうサイズも。
草履がいいなと草履レンタルをされる方、足袋ソックスをご存知ですか?
元から草履をご希望の方、ブーツサイズが予約でいっぱいで草履をレンタルされる方は、雨の日をどう乗り越えればいいのでしょう?
おすすめしたい雨の日対策は「替えのソックス、または足袋をご持参いただく」こと。
「足袋ソックス」というものをご存知でしょうか?
耳慣れないものだと思います。
もしかするとあなたはこれまでの人生で見たことがないかもしれません。
これは「ソックス」という名の通り、足袋のように指先が二手に分かれた靴下です。
白いものや柄付きのものなど、様々なデザインがあるため、足袋ソックスを楽しまれる方もいらっしゃいます。
袴のレンタル申込をする時点では、あまり考えつかない「当日の天候」の話。
雨の日の対策をどうするか考えた上で、草履とブーツのどちらをレンタルするか決められることをおすすめします。
ブーツか草履かで変わる!袴のサイズ
身長 | 草履使用の場合 | ブーツ使用の場合 |
---|---|---|
141cm~145cm | 2S | 3S |
146cm~150cm | S | 2S |
151cm~155cm | M | S |
156cm~160cm | L | M |
161cm~165cm | Y | L |
166cm~173cm | 2Y | Y |
実はブーツか草履かでレンタルする袴のサイズが変わってきます。
上の画像が袴レンタル店の『京都さがの館』でレンタルする際のサイズ表。
袴にブーツを合わせる際、動きやすく軽やかな印象になるよう袴丈は「足首」ぐらい。
ブーツの編み上げを少し見せるのが一般的です。
草履を合わせる場合は足首が見えないよう「くるぶし」で着付けます。
あまり短く袴を着付けてしまうと、素肌が見えてしまいますからね。
そのため、レンタル時期が遅いと品数も少なくなっているので、
「希望の袴はサイズがなかったから、ブーツにするしかなかった。」
「草履にするしかなかった。」
「どうしてもブーツが良かったから違う袴にした。」という事にもなりかねません。
実際、先輩方の中にはもっと早くレンタルしに来ていればと嘆く声も。
一生の思い出になる卒業式で、後悔のないよう早めにレンタルを始めましょう。
結局どっちが多いの?2019年度袴レンタル|ブーツと草履の割合はこちら
結局卒業式の袴ではブーツと草履のどちらが選ばれているのか。
袴レンタルをお考えのお嬢様のために、関西利用実績9年連続NO,1の袴レンタル店『京都さがの館』でのデータをお見せいたします!
2019年度の袴レンタルでは、ブーツをレンタルされた方は34%、草履をレンタルされた方は66%いらっしゃいました。
圧倒的に草履をレンタルされるお嬢様が多かったですが、これは袴にブーツを合わせるか草履を合わせるのかは地域性も関係してきます。
関西、関東、東海と手広くショップ展開している袴レンタル店『京都さがの館』ですが、利用者のほとんどは関西の大学に通っていらっしゃいます。
雪が降っても雪国のように積もることがないので、草履を選んでも安心して卒業式を迎えることが可能です。
逆に北海道や秋田などで卒業式を迎えるとなると、必ず積雪に。
『京都さがの館』のネットレンタル担当のスタッフも、袴レンタル申込時に履物を選択されていなかったのでお問い合わせすると、「北海道なのでブーツで大丈夫です。」という回答をいただいたそうです。
地域によっては気候で袴スタイルが決定してしまうんですね。
まとめ
最後に、草履レンタルとブーツレンタル、それぞれのメリットをまとめました。
草履レンタルのメリット
- お着物に合う定番で正統派な履物
- 卒業式らしい可憐な様に見える
- 脱ぐのも履くのもすぐにできる
- 鼻緒の色や柄、天(表)の色でオシャレが楽しめる
- パック内容に含まれているので、草履分の追加料金が必要ない
- あなたの好みによって、オシャレな足袋ソックスをご持参いただける
※足袋ソックスをご持参される場合、さがの館で用意する足袋と混じってしまうと、お探しするのが非常に困難になります。
※必ず、京都さがの館の足袋と混ざってしまわないよう、あなた自身で管理をお願いします。
ブーツレンタルのメリット
- 明治時代から続く憧れの女学生スタイルが楽しめる
- ヒールがあり、色も黒なため足首が締まって、足長効果が期待できる
- 歩きやすく、長時間の徒歩移動も楽
- 卒業式当日が雨や雪でも移動が安心できる
- 単品レンタルすると6,600円の場合、パック申込をすると2,200円追加でレンタルが可能