卒業式袴レンタルのお役立ち情報
袴の予約方法・時期
レンタル袴の試着はどんな服装で行く?ワンピースはOK?
目次
卒業式の袴をレンタルするなら、試着は必要。
それはサイズの問題、コーディネートの問題から、おすすめしていることです。
中には、試着そのものに興味のない人もいるでしょう。
時間がない、遠い、試着せず申し込んだ方が早くて楽。
そう思っている方も多々いらっしゃいます。
確かに、試着をしないのはその分の時間短縮になりますし、楽です。
ですが、それで万が一卒業式当日に失敗してしまったら?
袴のサイズが合わず、着物とのコーディネートも思っていた通りじゃなかったとしたら?
今回は、袴の試着はあなたが思っているほど複雑でもなければ、簡単で、楽だというお話です。
袴の試着に行く際の服装について「どんな格好で試着に行ったらいいの?」「ワンピースの方が良い?」「ズボンは避けるべき?」などなど袴レンタル前に悩んでいる方は必見です!
【あわせて読みたい袴の試着の服装について】
卒業式の袴、見に行くだけ試着だけでもいいって本当?
【左のモデルが着用している卒業式袴を見る】
【中央のモデルが着用している卒業式袴を見る】
【右のモデルが着用している卒業式袴を見る】
袴の試着は服を脱ぎません!面倒さが一切ないその手順とは?
試着と聞くと、服を脱いで、着替えると思ってしまいます。
それは、洋服がそうだからでしょう。
ほしいと思ったズボンのサイズが合っているのか確かめるのに、あなたは試着ブースに入って、着替えるはずです。
ですから試着を想定してお買い物に行く際は、ワンピースやスカートでお店に向う方も多いはず。
ですが、袴をレンタルする前段階での試着は、服を脱ぐことなく行います。
ワンピースやスカートでお越しにならずとも袴をスムーズに試着していただけます!
- 着物なのに服を脱がないの?
- 袴なのに脱がなくて大丈夫なの?
そんな疑問と驚きの声が聞こえてきそうです。
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簡易的でスムーズな袴の試着の手順
服の上から着物を着ると、ついついごわついてしまいますよね。
長襦袢を着て、着物を羽織り、さらに帯を巻き、袴を着るから、そう思ってしまいがち。
ですが、私たちの試着はすっごく簡易的、かつ、しっかりと卒業式袴のコーディネートが決められるものとなっています。
実際の手順はこうです。
- まず着物の首元から見える半衿の部分だけを肩から前へ提げます
- それを腰ひもで結び、胸元の併せの部分を作ります
- その上から着物を羽織り、腰ひもで結びます
- それから帯を結びます
- 袴は、袴ひもを帯に巻きつけ、身体の前に当てるだけ、もしくは、袴もしっかり着付けます
最後の袴の部分に関しては、どちらの方法でも十分試着をしたことになります。
というのも、袴を試着する目的は、丈が合っているかどうかを知ることと、コーディネートのバランスを見ることにあるからです。
こうして試着方法の手順を見ると、ワンピースやスカートでなくても、しっかりと袴の試着ができることが分かります。
しかもこの試着、スタッフがすべて行います
洋服の試着はご自身で行っていただくものばかりでしょう。
だから卒業式に向けてレンタルする袴の試着も「いや……私そんな袴の試着とかしたことないし」と遠慮してしまいがち。
安心してください。
ほとんどの方が、袴を着られるのは卒業式の袴レンタルがはじめてです。
私たちはなにも、あなた一人に自分で試着してくださいと言っているわけではありません。
はじめての袴を楽しんでいただくため。
しっかりと丈やコーディネートを確かめていただくため。
着付ができるスタッフたちが、あなたに袴を着付させていただきます。
はじめての袴でも安心できるのは、試着担当のスタッフが常駐しているからです。
服の上からの試着、となると服装には気を付けるべき?
袴は服の上から試着をするため、楽だという話をさせていただきました。
そこで不安に思うのは、服って、どんな服の上からでも大丈夫なの?ということ。
美容院に行くとき、あなたは衿の目立たない服で行きますよね。
タートルネックやフーディ、ワイシャツなどは着ないはずです。
それは、首元にタオルが巻かれたり、カットするためには邪魔であることを知っているから。
じゃあ袴をレンタルするときに、適した服装というのはあるのでしょうか?
答えは「あります」。
袴のレンタルをするなら、試着のため、ある程度試着のしやすい服装でお越しください。
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袴の試着がしやすい服装を知ろう
最低限、こんな服装であれば、袴の試着はしやすいというものがあります。
およそ次の3点が挙げられるでしょう。
- 衿の深い服装
- ボリュームのないスカートやパンツ
- アクセサリー類は腕時計含め外しておく
美容院では衿のある服装が避けられるように、袴の試着でこれらの服装を指定するのは、それぞれ理由があってのことです。
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衿を合わせ、首元のスッキリした感じを見せるため衿の深い服装を推奨
衿の深い服装というのは、首元を隠さない服装という意味です。
イメージとしては、美容院に行くときのようなトップスやインナーのこと。
首元をすっきりさせる理由は、半衿や着物など、衿を併せるからです。
実際に着物を着るときって、首元はすっきりしていますよね。
その感じを見てもらう意味もありますし、あなたの首の色と着物の色を合わせるという意味もあります。
だから、袴を試着する際は、首元がすっきりとした服装でお越しください。
ボリュームのないスカートやパンツなら、袴のシルエットの邪魔にはならない
袴というのは、実は、ロングスカートのようになっています。
パンツのように脚を通すようなデザインではなく、なんの隔たりもないスカートのようなデザインになっています。
だから、袴に脚を通すなら尚更、ボリュームのあるスカートやパンツスタイルでは、袴の試着がしづらくなってしまいます。
身体の前で合わせるだけであっても、袴のシルエットからはみだしてしまうと、卒業式当日のコーディネートを考えられなくなります。
それらを解決するための、ボトムスでお越しください。
スマートなスカートスタイルやパンツスタイルであれば、問題なく試着が楽しめます。
もちろんワンピースでも、スッキリとしたシルエットのデザインならば、スムーズに袴を試着していただけます。
アクセサリー類は腕時計含め、着物を傷つける恐れがある
私たちスタッフでさえ、ネイルには基準が設けられています。
ストーンやパールなどがついていると、着物に引っ掛けてしまい、傷つけてしまう恐れがあるからです。
ですから私たちは、スタッフであっても、業務上必要な腕時計はともかくとして、そのほかのアクセサリー類も極力外して接客を行っています。
それは卒業式袴を試着をするあなたにもお願いしたいお話。
ネイルまでは口うるさく言いません。
あなたに合ったネイルですから、私たちもそのかわいらしさ、最近の流行りなどに目を留め、会話を楽しみたい気持ちがあります。
ですが、大きなデザインの腕時計やネックレスなどは、極力避けていただきたいのが本音。
着物は傷ついてしまうと、最悪の場合、卒業式までに修繕が間に合わず、レンタル品としてお出しできなくなってしまうことも。
そうならないため、私たちスタッフも注意していますし、あなたの心にも気に留めていただければうれしいです。
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肝心な試着の場所を教えて!専用ブースはあるの?
服の上から試着をすること。
コーディネートを考えることから、試着はその場で行うものとなっています。
というと「えっ恥ずかしい!」と思いがちですが、実際の風景は全然そんな感じではありません。
こればかりは実際に来ていただかない限り、雰囲気がわかりづらいかもしれませんが、結構スマートに試着が行われています。
これはショップにお越しいただいても、レンタル袴の展示会にお越しいただいても同じです。
専用ブースという大それたものがないので、かえって自然に、気構えることなく試着ができます。
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【一問一答】試着には事前予約が必要ですか?
よくあるお問い合わせとして、試着の事前予約について聞かれることが多々あります。
私たちは袴の試着であれば「完全予約制というわけではございません」とお答えしています。
振袖となると、お時間をいただいたり、ショップによっては専用のフロアが違うため、事前にご来店の情報を知っておきたいのですが、袴に関してはその限りではありません。
あなたのご都合のいいお日にち、お時間帯にお越しいただければ、私たちは十分対応させていただきます。
ただし、完全予約制というシステムを取っていないため、時間帯によっては混雑することもあります。
お待ちいただくこともあるため、その点だけご了承いただければ幸いです。
まとめ
試着の仕組みや流れをしっかり確認した上でなら、安心して来店していただけるのではないか。
はじめての袴レンタルでは不安はつきものだと思い、今回のコラムを書かせていただきました。
私自身、服を買うときも美容院に行くときも、あまり店員とは関わりたくない性格です。
だからこそ、袴の試着ってなんだかハードルが高いように思えてしまいます。
ところが、実際のところ、専用の試着ブースがあるわけでもないので、会話をしている間になんの警戒心もなく、スマートに試着を楽しんでいるなんてことも。
むしろ、試着をすることで、鏡に映る自分がとってもきれいに見えて、最終的には試着をしてよかった!とまで思えます。
はじめての袴レンタルだからこそ、試着は、袴そのものを楽しんでもらうための工夫にもなっています。
袴の試着にお越し頂く際は、ワンピースやスカート、ズボンなどどんなお洋服でも構いません。
スッキリとしたデザインのお洋服で、タートルネックなど首回りが詰まらないデザインであれば問題なく袴を試着していただけます。
生涯一度となる卒業式での袴姿ですから、沢山袴を試着して納得のいくコーディネートを見つけてください。