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卒業式袴レンタルのお役立ち情報

袴のデザイン・柄

古典柄の袴がトレンド!人気古典袴と柄の意味まで

袴レンタルで人気の古典柄

古典柄の袴が卒業式の袴レンタルで流行中って、ご存知でしたか?

卒業式のレンタル袴を扱う京都さがの館でも、卒業式に向けて古典柄の袴がたくさん登場しました。
古典柄袴の魅力って、現代にない古典らしさが逆にオシャレに見えることや、卒業式という式典に相応しい意味合いが込められていることではないでしょうか。

そこで今回は、新作袴や人気袴を交えながら古典柄の種類や意味をご紹介していきます!

卒業式に相応しい!古典柄として描かれる2つの文様

古典柄は古くから続く日本の伝統的な柄だから、卒業式などの厳粛な場に相応しいという点もあります。
ですが、なにより古典柄の袴には、おめでたい意味が込められた「吉祥文様(きっしょうもんよう)」や「有職文様(ゆうそくもんよう)」などが含まれていて、人生の門出を祝う卒業式にはぴったり!

「吉祥文様」とは

「松竹梅(しょうちくばい)」や「鶴亀」「瑞雲」などのおめでたい出来事や兆しを表したもの。
中国の唐王朝時代に伝来し、平安時代に入ると「御所車」や「のしめ」「短冊」など日本独自の文様が発展していきました。

「有職文様」とは

「亀甲文」や「青海波」「唐草文様」などの幾何学的な文様。
メソポタミアやエジプトなど古代オリエントの地で誕生し、シルクロードをつたってインドや中国、そして飛鳥時代~奈良時代になると日本へも伝来していきました。
貴族の衣服や朝廷の調度品として使用される格式高い文様で、庶民の目に触れるようになったのは鎌倉時代以降。

新作袴で見る!吉祥文様ってどんな柄?

松竹梅

代表的な吉祥紋様の1つに「松竹梅」があります。
名前の通り松、竹、梅を取り入れた文様で、寒い冬でも枯れることがないのが吉兆とされています。
逆境にも負けない力強さが「松竹梅」を描いた袴の柄にも込められているんです。

「松竹梅」の中で順位は決まっていませんが、卒業式の袴レンタルでは特に梅柄が人気。
可愛らしく華やかな印象なので、梅柄の新作袴は毎年たくさん登場します。

京都さがの館でレンタルできる古典柄・松竹梅の袴はこちら。
左の青い着物にはピンク色のねじり梅が描かれ、右のモノトーンの着物には絞り柄の松竹梅が描かれています。
どちらも大人っぽいデザインで、クールな印象で卒業式を迎えて頂けます。

右:レンタル着物BBB477×袴KRY208

左:レンタル着物BBB456×袴GRS070

吉祥文様の1つ「鶴」は「鶴は千年、亀は万年」と言われ長寿の象徴とされています。
鶴は描かれ方も豊富で、鶴が飛ぶ姿を描いた「飛鶴文(ひかくもん)」や千羽鶴や折り鶴を文様化した「折鶴文(おりづるもん)」など様々な種類があります。
どの構図の鶴も美しさや気高さが表現されていて、大切な卒業式にはピッタリのデザインです。

上の画像は、京都さがの館でレンタルできる鶴の柄が入った袴。
卒業式らしい典型的な古典デザインです。

右:レンタル着物BBB485×袴FMS054

左:レンタル着物DDD867×袴MRS056

短冊

「短冊」というと七夕の願い事を思い浮かべるお嬢様も多いのではないでしょうか。
現代ではあまり馴染みがない「短冊」。
短冊が文様化された平安時代では、日常の細やかなことや、恋人への思いを綴る色紙として短冊はなくてはならないもの。
着物の柄として文様化することで、学問成就や仕事の成功を願っていたのでした。
「学問成就」や「仕事の成功」というと、大学に入学する高校生の方や春から就職を迎える大学生の方にぴったり!

京都さがの館でも、赤い絞りでデザインされた短冊柄の商品が。
白地に赤色という可愛らしい色合いの着物ですが、古典柄がしっかりと描かれているので甘さと渋さがミックスしたオシャレな印象になります。

写真:レンタル着物BBB473×袴WBS060

矢絣(やがすり)

「矢絣」は「矢絣柄のレンタル袴が今人気!その秘密って?」でも詳しくご紹介しているほど毎年人気の袴の柄。
矢絣柄は弓矢の矢羽根を描いていて、「真っ直ぐ進む」「戻らない」という意味が込められています。
前を向いて進んで行く新生活にぴったりの柄ですし、大正ロマンをイメージした女学生スタイルに憧れてレンタルされる方も多いです。

京都さがの館では様々な配色の矢絣柄をレンタルして頂けます!!
定番の赤×白の配色でも可愛いですが、キンチャ系や深緑系、紫系など個性あふれる商品も魅力的。
中央:レンタル着物CCC578×袴ENT083
右:レンタル着物CCC545×袴FBS062

新作袴で見る!有職文様ってどんな柄?

亀甲文様(きっこうもんよう)

「亀甲文様」の「亀甲」とは亀の甲羅のこと。
不老長寿の象徴と崇めていた亀を、規則正しい正角形で美しく表現し連続模様にすることで「永遠の繁栄」を願いました。

そんな亀甲文様を取り入れた卒業式袴は、正六角形の中に菊や芍薬など華やかな花を閉じ込めたデザインです。

梅や桜などの花も大胆に描かれているので、華やかさは抜群!
落ち着いた緑の地色とバランスよくまとまってますよね。

写真:レンタル着物BBB475×袴WNB030

青海波(せいがいは)

青海波とは、海の波を描いたもの。
お魚屋さんやお寿司屋さんでよく見かけますよね。
この波模様には、「幸せや平穏がずっと続きますように」という意味が込められています。
争いや悪いことが起きないようにと願う青海波の文様は、これから社会にでるお嬢様方にぴったりですよね。

そんな青海波を柄に取り入れた新作袴は、青地に白や黄色、赤などで波模様が描かれてとってもオシャレ!
老若男女問わず好まれる色NO,1の青色が、着物の地色に使われているのも魅力ですよね。
爽やかな海を思わせる印象的な卒業式袴でお友達に差を付けちゃいましょう!

写真:レンタル着物BBB474×袴CLD926

もし青色の袴コーディネートが気になるなら「卒業式の青色のお着物と合うレンタル袴は何色か?」をお読み下さい。

うろこ文様

三角形が交互に連なった「鱗文様(うろこもんよう)」は、オシャレでモダンなデザインですが日本では弥生時代から存在していました。
また、日本だけでなく世界各地に存在している文様です。

厄除けや魔除けの意味があるので、新生活を控えたお嬢様方にはおすすめです。
清々しい新生活を迎えるために、卒業式で悪い気を全てはらってしまいましょう。

京都さがの館でレンタルできるうろこ文様の袴は、色違いでバリエーション豊富!
顔色や好みによって袴レンタルの色を選ぶことができるので魅力的ですよね。

左:レンタル着物DDD875×袴CLD926
右:レンタル着物DDD873×袴KSK092

まとめ

卒業式の袴レンタルでは、古典柄が流行中。
吉祥文様や有職文様が描かれる古典柄には一つ一つの文様に素敵な意味が込められていましたよね。

今回ご紹介した吉祥文様や有職文様の柄以外にも、桜や椿、菊など身近な草花を古典柄として描いた袴がたくさん存在します。

「一生に一度の卒業式だからこそ、自分の着る袴に意味を持たせたい。」

というお嬢様は、以下のコラムもご覧ください。

商品一覧から、お気に入りの袴を探すのもオススメです。

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