卒業式袴レンタルのお役立ち情報
男袴のレンタル
卒業式をかっこよく!男紋付の必須アイテム11点
目次
卒業式は袴で出席しようとお考えの男性陣は、年々増加の傾向にあります。
そんな中、先輩たちは一体どんなものをレンタルで揃えたのか?
あなたが男袴を着用するために、一体どんなアイテムを揃える必要があるのか?
はじめての男袴レンタルで、必ず行き当たる「必要なものってなに?」の問題。
今回は、それを解決するためのコラムになっています。
卒業式で男袴を着るなら、11点のアイテムをご用意ください
男袴を着るために必要なアイテム。
実は11点もあるのはご存知でしたでしょうか?
- 着物
- 袴
- 羽織
- 肌着
- 長襦袢
- 腰ひも
- 帯(角帯)
- 羽織ひも
- 補正用のタオル
- 足袋
- 雪駄
着物や袴、羽織はまだわかります。
履物は普段履いているようなスニーカーやブーツなどではなく、着物ですから、雪駄になるでしょう。
となれば、足袋が必要なものわかります。
その他のアイテムはどうでしょう?
ほとんどの方が男袴になじみがなく、アイテムの名前からして、はじめて見るという方も多いでしょう。
そこで、次は、どうしてこれらのアイテムが必要なのか?
なにに使うものなのかをご紹介していきます!
次のアイテムは定番アイテム!外見が決まる6点セットとは?
着物、袴、羽織、羽織ひも、足袋、雪駄。
これらは外から見える部分で、カッコよさが決まる大事なアイテムにもなります。
羽織ひもとは、羽織を前で合わせるためのひものこと。
白いボンボンがついていたり、シンプルで華奢な装飾がついていたり、探してみると、そのデザインは様々です。
いづれにしても外から見える部分なので、デザインにもこだわりたいところ。
- 色はどうしますか?
- 柄はある方がいいでしょうか?
- それともシンプルで、あまり目立たない方がいい?
学校によっては、華美で派手なのはダメ!という決まりを掲げているところもあります。
ですが、特に指定がないのであれば、あなたのお好みに合わせてレンタルするのが一番。
着物と羽織のデザインは、基本的にはセットですが、袴のデザインはコーディネートが自由です。
個性を出すなら、着物と羽織の色合いや袴のデザインにこだわってみましょう。
見えない部分で大活躍!用途が3種類に分かれるアイテムたち
上で挙げた以外の5つのアイテム。
- 肌着
- 長襦袢
- 腰ひも
- 帯(角帯)
- 補正用のタオル
着物、袴、羽織、羽織ひも、足袋、雪駄が外見を決める必須アイテムであれば、これら5つのアイテムは外からはあまり見えないものとなります。
肌着や腰ひも、補正用のタオルなどは、外見からでは完全に見えないため、忘れがちのアイテム。
でも、着付けをする上では、重要なアイテムでもあります。
これら5つのアイテムは大きく分けると、3つの役割に当てられます。
着物を汚さないためのアイテム
着崩れ防止アイテム
装飾の役割を持つアイテム
それぞれ、どんなアイテムなのか、ご覧ください。
着物にシミをつけないで!そのために汚れを防ぐアイテムをご紹介
正直なところ、着物って結構汚れやすいです。
さらに言えば、一度ついたシミ汚れをそのままにしておくと、頑固な汚れとなり、変色やカビの原因にもなります。
それを防ぐためのアイテムが2つ。
- 肌着
- 長襦袢
これらはすべて着物を汚さないため、内側から防ぐアイテムです。
肌着
肌に着るもの。
わかりやすく言えばタンクトップやヒートテックなどです。
皮脂汚れや汗が着物の裏地に付着することを防いでくれる必須アイテムとなっています。
長襦袢
首元までは肌着では防ぎきれません。
着物を着る上で、肌着は衿の深いものにしなければならないからです。
となれば、首元を汚れから守るためのアイテム、長襦袢が必要です。
着用の順番は、肌着、長襦袢、着物の順。
肌着はともかくとして、長襦袢は着物の袖丈や裄丈に合ったサイズが必要です。
着崩れ防止!3つのアイテムがあれば卒業式は安心です
袴を着る上で心配なのは、着崩れです。
自分で着付けることができない以上、着崩れると大変なことに!
少しの着崩れなら、どうにか自力で直せても、大幅な着崩れだとどうしようもない……。
そんなことにならないように、必要なアイテムが3つあります。
- 腰ひも
- 帯(角帯)
- 補正用のタオル
これらはすべて着崩れを防止するためのアイテム。
腰ひも
腰ひもは着物の袂を固定するためのもの。
着物だけでなく、長襦袢や肌着の上に補正用のタオルを巻きつけて、固定する際にも使用します。
胴回りをぐるりと一周する腰ひもが、しっかりと結ばれていれば、袴を着るときも安心。
帯(角帯)
着物の衿元を腰ひもでしっかりと固定した後、その紐を隠すため、そしてさらに着物を固定するために帯を使用します。
帯の役割はそれだけにとどまりません。
袴を着用するとき、袴についている袴ひもを帯結びに巻きつけます。
そうすることで、袴もまた固定され、ずり落ちる心配がありません。
もしもこの帯が緩かったら、袴もずり落ちてしまいますし、少しの動作だけで着物もはだけてきてしまいます。
補正用のタオル
腰ひもと帯で、確かに着物や袴は固定できます。
ですが、それは十分な厚みがあった場合のみ。
着物の着崩れの原因は腰ひもが緩んできたり、帯が緩んできたりすることが考えられます。
でもそれって、根本的な原因を紐解くと、腰ひもをしっかり巻きつけられるほど、身体に厚みがないから!という問題も挙げられます。
着物は凹凸のない身体の方がしっかりと着付ができます。
そのために、身体の凹凸をなくす目的で、着付けをしっかりとする目的で、タオルを使用します。
それが補正用のタオルです。
装飾の役割を持つアイテムを2つご紹介
ここまでに5つのアイテムをご紹介しました。
ということは、基本の6点セットと上記の5つのアイテムで、紹介は終わりとなります。
その上でご紹介したいのは、上記の5つのアイテムの内、装飾の役割を持つアイテムがあるという話。
- 長襦袢
- 帯(角帯)
これらは2つとも、汚れ防止や着崩れ防止という役割を持ちながらも、装飾の役割もあるアイテムなのです。
長襦袢
長襦袢は肌着の上に着用し、その上から着物を着用します。
着物を着たときには、肌着は完全に見えなくなりますが、長襦袢は衿部分が覗きます。
衿元の白い部分、というと、感づく方もいらっしゃるでしょう。
着物の下に着る長襦袢は、衿が外から見えてしまう、装飾の役割もあるアイテムなのです。
帯(角帯)
帯は一見すると外からは見えません。
ですが着物を着て、帯を結び、袴を穿いたとき。
袴から1、2cmほど覗くのが帯の特徴です。
着物を固定し、袴がずり落ちないようにする目的の他に、外から見える帯は、装飾の役割も持ちます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は男袴を卒業式でレンタルするために、あなたが揃えなければならないアイテムについてまとめてみました。
全部で11点ものアイテムを紹介させていただきましたので、少し多いようにも思えますが、どれも役割があって必須なアイテム。
- 着物
- 袴
- 羽織
- 肌着
- 長襦袢
- 腰ひも
- 帯(角帯)
- 羽織ひも
- 補正用のタオル
- 足袋
- 雪駄
ちなみに京都さがの館では、これらの内、9点はセットでレンタルすることが可能。
肌着はご自身のヒートテックで代用していただき、補正用のタオルはご持参いただくようになっております。