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卒業式の袴スタイルに似合うメイク方法【基本編】
目次
あなたは袴に合ったメイクってどんな感じだと思いますか?
普段しているようなメイクのままでいいのか。
それとも特別なメイクの仕方があるのか。
卒業式に着る袴スタイルは、普段着なれないスタイルになります。
メイクにこだわる人、こだわらない人に限らず、和装用のメイクって?という疑問は誰しも感じるもの。
本当だったらプロに頼みたい!と思えるメイクですが、実はポイントさえ押さえれば、あなたに合ったメイクが簡単に実現します。
そこで今回は、袴に合うメイクについてご紹介!
卒業式当日の朝にバタバタしなくて済むよう、簡単なポイントだけお伝えしていきますね。
ベースメイクはナチュラルに!BBクリームやフェイスパウダーはお持ちですか?
落ち着いた色の袴であっても、華やかで色の濃い袴であっても、ベースメイクはあなたの肌の色に合わせるべきです。
普段お使いのファンデーションはどんなお色味でしょう?
手の甲に当ててみて、自然と馴染むような色合いならまず大丈夫。
これは、BBクリームであっても、リキッドファンデーションであっても、パウダーファンデーションであっても同じです。
ベースメイクはあなたの肌と同じ色を基準に
ベースメイクはナチュラルメイクが一番かわいらしく、袴スタイルにぴったり。
肌の色に馴染むナチュラルな色合いのファンデーションを選びましょう。
BBクリームを下地とファンデーション代わりに使うと、時短にもなりますし、楽で便利です。
フェイスパウダーは肌を整え、きれいに見せるためにも必需品!
その上でフェイスパウダーを肌に馴染ませます。
乾燥した肌では粉が吹いてしまうこともありますから、保湿は十分にしておくこと!
フェイスパウダーの色味は、首の色に近いもの。
極端に肌を白く必要はありませんが、せっかくの和装ですから、落ち着いた印象を残すため、肌を白くするフェイスパウダーは必需品です。
こうすることで、袴スタイルにも似合う自然な肌に仕上がります。
アイブロウは太めがオシャレ。アイメイクは袴の色を意識した色で!
少し前までは太眉が流行りでした。
その前は細眉が流行っていた気がします。
卒業式に袴を着るとなったとき、果たしてどちらの眉が人気なのでしょう?
答えは断然、太眉です。
和装に合う日本女性らしい顔立ちにするために、内側は太眉で、眉の山に向けてしっかりと引き、山を越えると細く仕上げてみます。
眉全体を太くしてしまうと、似合わないというお嬢様もいらっしゃいますから、内側は少し太めに描いてみましょう。
アイシャドウは袴や着物に合わせた色で
普段はベージュや薄ピンクなど、あまり目立たない色味のアイシャドウをお使いの方。
卒業式で袴を着るなら、ぜひともしていただきたいテクニックがあります。
それは、袴や着物の色味に合わせて派手めの色を選ぶこと。
もし、赤色やエンジ色の袴を選ばれるなら、赤系のアイシャドウをぼかし、目尻に濃く乗せてみましょう。
さらに、グリーン系の袴を合わせるなら、同じようにアイシャドウもグリーン系にしてみます。
そうすることで、期待できるのは、全体にまとまりが出るということ。
袴が赤やグリーンなのに対して、アイシャドウがベージュやピンク系だと、お顔立ちがぼやけて薄い印象になってしまいます。
写真写りもアンバランスで、どうしてもお顔が浮いてしまうことに。
アイシャドウはどうするのが一番か。 考えるときは、あなたがレンタルする袴の色を思い浮かべましょう。 |
赤やグリーン系のアイシャドウは、普段はなかなか使わないかもしれません。
手を出したことのない色で、不安だってあるかも。
ですが、せっかくの卒業式です。
袴を着るのだって一生に一度あるかないか。
もしかするとその日が最初で最後の袴の日かもしれません。
それを思うと、めいっぱいオシャレを楽しみたいですし、メイクだってきちんとしておきたいもの。
アイシャドウを選ぶポイントはいたってシンプル。
袴の色に合わせて、濃いめにすることで、お顔立ちがはっきりし、全体にまとまりが出ます。
アイラインは細く切れ長に
アイラインを太く描いてしまうと、黒目がちになってしまい、違和感が生じます。
日本女性を意識したメイクを心掛けるため、アイラインは細長く描きましょう。
細長く描いて、切れ長の目に見えるように仕上げること。
それさえ気を付ければ、アイメイクも袴の似合う日本女性らしくなります。
チークは濃いめを選ぶこと
チークは頬骨の出っ張った部分から、こめかみにかけて滑らせます。
よく頬の中心にチークを入れる人がいますが、そうするとどうにも幼く、メイク下手に見えてしまいます。
チークの役目は血色をよく見せること。
それから、シャープなフェイスラインを作ることです。
そのために、チークの色味は濃いめの色を選ぶこと。
濃くなりすぎたら、指の腹で馴染ませると、ムラなく綺麗に仕上がります。
着物も袴も暖色系なら、オレンジ色のチークが淡くかわいらしい印象になります。
寒色系の着物と暖色系の袴を合わせるなら、赤に近い色味のチークを合わせて、はっきりしたお顔立ちに仕上げます。
寒色系同士の着物と袴なら、ピンクや赤系の色味でしょうか。
シャープなフェイスラインを作るため、濃いめのチークを選んだ上で、頬骨の出っ張った部分からこめかみに向けて滑らせましょう。
リップはレンタルした着物の色次第
リップはレンタルした着物の色に合わせます。
全体に統一感を持たせるため、エンジや赤など濃い暖色系なら、赤みの強いリップにします。
逆に寒色系の着物を選んだお嬢様は、赤みがそこまで濃くない、オレンジやベージュ系がいいかと思います。
リップを塗る簡単な手順
- ①唇の保湿のため、まずはリップクリームを塗る
- ②リップは唇の輪郭からはみ出ないよう、唇の端から中央へ片側ずつ塗る
- ③塗り終わったら上下の唇を合わせ「んーーーぱっ」と開いて色をなじませる
- ④仕上げにティッシュで軽く唇を抑え、余分な口紅を取り除く
リップライナーがあるなら、リップを塗る前にリップライナーでラインを描きます。
口紅のにじみ防止になるからです。
ナチュラルな印象に仕上げたい場合は、綿棒で輪郭をなぞって、馴染ませると自然な仕上がりになります。
まとめ
なにはともあれ、意識すべきことはただ一点。
どのメイクでも重要なのは、日本女性を意識したメイクを心掛けることです。
- ベースメイクであるファンデやパウダーは肌の色と同等の色味に
- アイブロウは少し太めに描くことを意識する
- アイシャドウは袴の色に合わせて派手めに!
- アイラインは細く切れ長に仕上げます
- チークは濃く、リップは着物の色味に合わせたものを選びましょう
卒業式ではじめて袴を着るという方は、特にメイクに悩みます。
普段と同じでいいのか、特別なメイク方法があるのかなど。
そんなときは、この記事を参考にしてみてください。
レンタルで選ぶ袴によってメイクの色味も異なるので、化粧品をあれこれ見比べる楽しさもあります。