卒業式袴レンタルのお役立ち情報
レンタル袴の選び方
卒業式袴は二尺袖、振袖どっち?価格や便利さで徹底比較!
目次
二尺袖と振袖、卒業式の袴に合わせるならどちらがいいのかって、毎年たくさんのお嬢様がお悩みになられます。
実際私も、卒業式の袴に合わせる着物について悩んでしまい、レンタルする前にもう少し調べとけばよかったなぁと後悔したことが。
今回は、二尺袖(小振袖)と振袖(中振袖)のどちらが卒業式に良いのか、価格面や便利さからご説明させていただきます。
卒業式の袴に合わせる着物の種類については「袴に振袖?卒業式に合わせる着物とは」でご紹介しさせていただいたので、「そもそも袴に合わせる着物に種類なんて合ったの?」といいう方はまずはそちらをお読みください。
約3割が袴に振袖!?二尺袖よりも振袖を選ぶ方
ご存知でしたか?
卒業式では、約3割のお嬢様が袴に振袖を選ばれていること。
成人式で着用する振袖(中振袖)と、卒業式で着用する二尺袖(小振袖)。
二尺袖の方が振袖よりも袖が短くなっていますが、袴を合わせた時に見える部分はどちらも胸元から上の部分と袖の部分のみになります。腰から下は帯や袴に覆われ、隠れてしまうので、振袖であっても二尺袖であっても見える範囲は変わりません。
ただ、振袖と二尺袖では袖の長さが異なるため、その分だけ柄をたくさん見せることが可能です。さらに金糸や銀糸を使用した成人式用の振袖なら、卒業式用の二尺袖よりもきらびやか。周りと差別化を図りたいお嬢様方に人気なのです。
また、二尺袖のレンタルよりも袴に振袖スタイルを選ぶ方の具体的な理由としては以下の4つ。
- 単純に値段面で安く済むからという理由で、袴のみをレンタルで、お振袖やその他の小物類は成人式のときのものを使用される方
- 二尺袖を見に行ったけれど、気に入るデザインのものがなかったため、お振袖をご持参で袴やその他の小物類はレンタルに決めた方
- 周りは二尺袖のレンタルばかりなので、お振袖を袴と一緒に着ることで周りよりも華やかに卒業式を迎えたい方
- お振袖が地味めなデザインなので、袴と合わせて派手にしたい方
「振袖の持参」と「二尺袖のレンタル」値段の比較
卒業式の袴をレンタルする場合、まず値段面で言えば、振袖をご持参された方が安く済みます。
二尺袖をレンタルすると、その分だけレンタル料金が増えるからです。
袴のみのレンタルだと相場は大体8000円から15000円ほど。ですがお着付けに必要な小物を持っていないと、別で用意することに。袴と一緒に小物一式をレンタルするのが手軽でおすすめです。成人式で小物一式を購入された場合は、ブーツや半巾帯を用意するだけでも大丈夫。
注意していただきたいのが、同じ「帯」とはいっても着物だけで着用する場合と、袴を合わせて着用する場合では、帯の種類が変わってくるということです。振袖だけに限らず、着物スタイルの時に使う一般的な帯の幅は約30cm程。ですが卒業式のように、着物の下に袴を合わせて着用する袴スタイルだと、半幅帯という約15cm幅の帯を使用します。
京都さがの館の半幅帯は鮮やかな単色のものや、リバーシブルタイプなどカラーバリエーション豊かなので若いお嬢様方に大人気です。さらにはプラス2000円(写真プランだと1000円に)でレンタルできる金襴帯は、金糸や銀糸で紡がれていてとっても豪華!卒業式を迎えられるお嬢様方の間で流行中です。
卒業式袴に合わせる帯について気になる方は「ポイントは2つ!卒業式袴に合わせる帯色選び」も必見です。
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振袖持参か二尺袖のレンタルかで、試着方法も変わってきます!
試着の際はどうでしょう?
袴や帯を合わせる際、やはり便利なのは二尺袖のレンタルです。
その場にあるもので一式試着が可能だから、納得のいくトータルコーディネートが実現できます。
しかし振袖の場合、わざわざご来店場所まで持参されるのは大変です。重くかさばりますし、ご試着のためにわざわざ……とはなかなかなれません。
振袖を持参される場合は、試着の際に「振袖全体の柄や色味、袖の柄がわかるお写真をお持ちください」とおすすめしています。その画像を見て、ピッタリの色合い、雰囲気で袴や帯をお選びいただきます。
となると、実際に一式すべてを着用するのは卒業式当日か前撮り撮影の日です。前撮り撮影をされない方だと、ぶっつけ本番、卒業式当日に初めて着ることに。
それでは不安、という方に選ばれているのが二尺袖のレンタルなのです。
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振袖、二尺袖、あなたはどっちを袴に合わせたい?
卒業式の袴に合わせる着物、二尺袖と振袖のそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
振袖の持参 | 二尺袖のレンタル | |
---|---|---|
価格面 | 着物レンタル代が浮くので、その分だけ安くなる。 | 着物と袴を両方レンタルすることでお得なパックや限定のプレゼントがもらえることも。 |
当日の荷物量 | 試着会場まで持っていかないとだめ 帰りも家まで持って帰らないといけない。 |
試着会場まで手ぶらで行ける 卒業式が終われば脱いで帰れる。 |
試着方法 | 振袖の全体像が分かる写真でトータルコーディネートを考える。 | レンタルしたい二尺袖や袴、小物の組み合わせをしっかり見ることができる。 |
見え方 | 二尺袖よりも袖が長いから、豪華できらびやかに見える。 | 軽やかで動きやすく、大正時代の女学生みたい。 |
袴に合わせる着物には、二尺袖のレンタル、振袖の持参、どちらにしても間違いではありません。
それぞれのメリット・デメリットを見極めて素敵な卒業式を迎えてください。