はじめての成人式振袖レンタル!
安心できる基礎知識
振袖の豆知識
家族が思う成人式に振袖を着てほしい5つのワケ
目次
成人式に振袖を着るか、スーツを着るかで迷われている方。
このコラムでは、成人式に振袖を着てほしいという「思い」について書かせていただきます。
というのも、10代のお嬢様世代からすると、成人式で振袖を着るって、なかなか興味が出なかったりします。
振袖を着ようと思うと、その分だけ費用がかかりますし、用意するにもなんだか面倒という気も。
また、成人式自体に関心がなく、欠席するという方もしばしば。
そのな中、成人式に振袖を着てほしい5つの理由とは?
成人式で振袖を着るということは、どういうことを意味するのでしょう。
早速、書かせていただきます!
成人式は立派になった姿を周囲の方々にお披露目できる特別な日
生まれたときからあなたを見守って、ここまで育ててきてくれたご両親や祖父母、きょうだい、近所の方々。
今のあなたがあるのは、ひとえに周りの方々のおかげです。
そんなお世話になった方々が、あなたの晴れ姿を見ると、きっと感動と喜びで胸がいっぱいになることでしょう。
自分のためではなく、周囲の方々のために。
そう言って、振袖を着用されるお嬢様も多くいらっしゃいます。
「おばあちゃん好みの振袖を」そう言って振袖を選ばれたお嬢様
とあるお嬢様のお話です。
振袖をレンタルするため、ショップにご来店されたお嬢様とお母様。
お二人とも、どうもデザイン選びにこだわりがある様子。
よくよくお話を聞いてみると、お嬢様はおばあ様に喜んでほしいとのこと。
「おばあちゃんにいいって思ってもらいたいんです」
そう言って、彼女はおばあ様好みの振袖を、と真剣に選ばれていました。
きっと誰もが、大切な人がいらっしゃることでしょう。
ご家族の中に、ご親戚の中に、一番大好きで、一番喜んでほしい人。
その方々のため、「二十歳になったよ」「成人式を迎えたよ」と振袖を着てみましょう。
きっと、感動と喜びで胸がいっぱいになることでしょう。
成人式で振袖を着ることで、家族との絆を感じるひとときを実感
成人式に振袖を着るということは、それなりに出費がかかるものです。
しかしご両親からすれば、いくらお金がかかったとしても、お嬢様の振袖姿が見てみたいのではないでしょうか。
また、お母様やおばあ様の振袖を着る方も、親から子へ想いを繋ぐ架け橋になることでしょう。
あなたをどれだけ大切に想い、愛しているか、家族の絆を再確認できる大切な1日となります。
成人式が感動的なのは、親から子へできる最後のプレゼントだから
最後というのは少し語弊が生じますが、それでも、人によっては「自分ができる最後のプレゼント」という気持ちもあるでしょう。
お母様にとっては、自分が成人式を迎えたとき、振袖を用意してもらったことを思い出し、さらに今度は自分が振袖を用意してあげる立場になったことを感慨深く受け止めます。
成人式を迎えたときは、その意味も、大事さも、愛も、軽く考えていたかもしれません。
でも、今こうしてお嬢様のために、今度は自分が振袖を用意するとなったとき。
「ああ、こんなにも感慨深いものなんだな」と。
振袖を着るという意味を、振袖を用意するという重さを、実感し、家族の絆をより深く感じることができる日になるでしょう。
これからはすべて自己責任という意識を新たに持てる衣裳
成人式とは、二十歳になった新成人を、大人へのデビューの1日として、日本中でお祝いすること。
成人になるということは、すべてが自己責任です。
自分の意思で様々な契約ができ、法律で飲酒や喫煙も認められますが、その一方で、その責任はすべて自分で取らなければなりません。
大人の女性の第一礼装である振袖を着用するということは、これから一人の大人の女性として新たな人生を歩んでいく決意の表れです。
「親の手を離れるんだ」ご両親からしてもお嬢様から見ても、区切りの行事
二十歳とは、一人暮らしをしても、なに不自由なく過ごしていける年齢です。
親元を離れて、暮らしはじめる人の数もぐっと増えるところでしょう。
二十歳になったから一人暮らしをはじめようとする方も多くいらっしゃいます。
それってつまり、自分はもう親の手を離れていい時期だと思えるから。
その区切りの行事が、成人式の役割なのだとしたら、とても重く、大切なイベントだと思えます。
振袖とは日本人としてのアイデンティティを再確認
日常生活で着物を着る機会がなかなかない現代の日本人。
そんな中、成人式は唯一着物で集まるイベントではないでしょうか。
女性は振袖、男性は紋付袴で成人の門出を祝います。
日本人の正装である着物を着るということは、日本の伝統を継承し、日本人としての誇りを再認識できる機会です。
着物を着るというのは、日本人として自慢できる経験となります
大人になっても、時折話題に挙がるのが、成人式の話。
「振袖を着ました」という話を耳にするたび、いい経験をされて過ごされてきたんだなあと感慨深く思います。
中には「母の振袖を改めて自分用に仕立て直したんです」という話を聞くと、「ああっそれはぜひ大切な思い出にしてください!」と願ってしまいます。
場合によっては、親子三世代で受け継がれてきた振袖。
おばあ様、お母様、お嬢様と、それぞれの思い出が繋がり、味のある、深みのあるお品になります。
その話をしてみると「憧れ」や「羨望」さえ受けることになるでしょう。
振袖とは、それほどまでに日本人の心に根付いた特別なお衣装であり、その経験は自慢できるものとなるのです。
振袖を着るのは懐かしの同級生たちとの再会の場だから
高校を卒業後、進学や就職などで離ればなれになった同級生たちに、成人式で久々に再会できる!と楽しみな方も多いのでは。
予期せぬ人、たとえば初恋の人と再会するなんてことも。
昔より美しく、大人の女性に成長したあなたを演出してくれるアイテムが振袖ではないでしょうか。
また、近年の成人式の会場の傾向では、スーツより振袖を着た女性の方がやはり多いように感じます。
もちろん、スーツがダメというわけではありませんが、同級生たちと同じ振袖姿で再会を楽しみ、その姿を収めた記念写真は、きっと大切な1枚になることでしょう。
久々の再会、振袖姿で成長ぶりを楽しむ日
モテのターニングポイント。
久々に再会したことで、恋の炎が燃え上がる!
成人式をターニングポイントとして、恋人へ発展、結婚にまで繋がる方々もいらっしゃいます。
久々の再会で、きれいになった自分を見てほしい。
周りに負けぬ美しい成長ぶりを褒めてほしい!
同級生たちと振袖姿で再会するということは、そういったモテの道にも繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
成人式への出席は個人の自由なので、参加しない選択ももちろんありですが、成人式は自分のための行事ではなく、周囲の方のための行事であるとも言えます。
一生に一度の晴れの日、育ててくれたご両親や祖父母、周囲の方に感謝の気持ちをもって、一人前になった振袖姿を披露する。
久しぶりの同級生たちとの再会を楽しむ。
大人としての自覚と責任を感じる。
しかし一番大切なことは後悔をしないことです。
振袖を着ないよりも、着た方がきっと素敵な思い出ができることでしょう。
素敵な晴れの日になることをお祈りしています。