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紋付袴が着たい!成人式に選ばれる男袴の魅力
目次
今回のコラムは「紋付袴を着たい」と思っている方の背中を後押しするためのもの。
着たいし、憧れはあるし、成人式だから一度くらい、と思っている方。
意外と多いようで、でも、ほんの少しの勇気が出ないという方も多い様子。
であるならと、今回書かせていただくのは「成人式で紋付袴を着る思い」について。
成人式では男袴の着用が目立ちつつある昨今。
紋付袴をレンタルされた先輩たちの、成人式への思いをまとめてみました。
スーツではなく、あえての紋付袴を選ぶ思いとは?
紋付袴を着ようかどうしようか悩むのは、それを着る場が成人式だから。
紋付袴と言えば、普段着のように着用できるわけでもないですし、人生において着る場面は限られています。
成人式、卒業式、結婚式、招待の場、会合など。
その中で「はじめて紋付袴を着る機会」となりやすいのが成人式です。
ここでオーソドックスにスーツを選択したら、もう二度と着ることはないかもしれない。
そんな思いが、スーツと紋付袴とで迷わせるのでしょう。
それでも尚、スーツではなく紋付袴を選ばれるのは、この日だけの特別感があるからです。
スーツと紋付袴。
天秤にかけたとき、その思いはやはり「ここでしか着れない」という思いに傾きます。
さらに言えば、成人式は人生においても特別です。
二十歳となり、正式に大人の仲間入りを果たすというイベントに、周りから一目瞭然な恰好で出席したい。
紋付袴はそういった思いを叶える衣裳でもあります。
紋付袴を選んで後悔するのは、悪目立ちよりもむしろ着崩れの面
紋付袴を着ようと思っても、いまひとつ躊躇してしまうのは、悪目立ちするのではないか考えてしまうから。
変に目立つのは嫌だ、という思いはよくわかります。
ですが、実際に成人式で袴を着てみると、後悔するのは「いかに目立ってしまったか」ではなく「着崩れてしまった」という面です。
むしろ紋付袴は、周りから「おっ」と思われる要因になります。
悪目立ちではなく、憧れや称賛の眼差しの方が多いでしょう。
さらに言えば、成人式というのは昔の同級生と再会する日でもあります。
昔とは一味違う自分を演出する上で、紋付袴は最適な衣裳と言えます。
着崩れの不安をなくすには、しっかりとした着付師に依頼すること
着崩れの原因は二通り
着付けそのものがゆるかった場合
着用者が着崩れるような動きをした場合
これら二つのうち、一点目に関しては、きちんとした着付けをしてくれるところに依頼すればおおよそ解決できます。
紋付袴の着付けの依頼ができるのは、貸衣裳屋や美容院など。
ベテランのプロともなると、およそ30分弱で、しっかりときれいな着付けが完了します。
もし式の途中で着崩れてしまったら?自力でできる解決策
紋付袴において、着崩れる部分はおよそ予想がつきます。
- 衿元
- 袴ひも
- 袴自体
これら3点は、もし着崩れてしまったとしても、自力で直すことが可能です。
着物初心者だとしてもポイントさえ覚えておけば、簡単に直せるので、成人式直前にも予習しておくのがおすすめ。
もしも衿元が大きく開いてきてしまったら?
着崩れ問題で一番多いのは、衿元の着崩れです。
大きく開いてきてしまった衿元を直そうとしたとき、人は咄嗟に衿のあわせを持って、強引に詰めようとしてしまいます。
確かに、それだけでも見た目上は元に戻ります。
ですが、時間が経つにつれて、徐々に衿元はまた元の通り、大きく開いてしまうことに。
根本から着崩れを直すなら、次の3ステップを覚えておきましょう。
- まずは右手を袴の右脇から入れます。
- 着物の下前(右肩から下した側)を下に引っ張ります。
- 着崩れていた前の部分が下に引っ張られるので、次は左側も同じように下に引っ張って直します。
このとき、注意すべきことは「力を入れすぎない」こと。
強く引っ張りすぎると、背中の線がずれてしまい、後ろから見て不格好になってしまいます。
もし袴のひもがほどけてしまったら?
ほどけてしまったものは、慌てず結びなおしましょう。
ですがこのとき、ただ単に、結びなおすだけでは再発防止にはなりません。
一度ほどけてしまったのですから、またいつほどけるかわかりません。
そこで試してみたいのは、「引きながら結ぶ」という方法。
- 再度ほどけてしまわないように、引きながら結ぶ。
- 一度固く結んでから、紐の余った部分をさらに重ねて結ぶと尚良し!
身体の前で結んでいる袴ひもがほどけてしまったからといって、すぐに袴そのものがずり落ちることはありません。
慌てずささっと結びなおしてしまえば大丈夫です。
もし袴自体がずり落ちてきてしまったら?
袴自体がずり落ちるということは、中に結んだ帯がずり下がってきている可能性があります。
袴の着付けは、袴自体についているひもを帯結びに絡めて、着付けています。
その袴がずり落ちてきていると感じたら、帯も下がってきているのではないか疑ってみましょう。
その上でできる対策は一つ。
- 袴の脇から手を入れて、着物を下に引っ張りながら、帯と袴を一緒に掴み、ぐぐっと上に持ち上げる。
突然の着崩れは、しっかりと手順を踏めば、再発防止になります。
成人式で紋付袴を着てみてよかった!周りの意見と自分自身の思い
成人式で紋付袴を着てみてよかったという割合は意外と多く、紋付袴を気に入る声は着用した本人だけでなく、周りからもよく聞きます。
たとえばそれはご両親であったり、母校の恩師であったり、後輩や先輩からであったりします。
どうして彼らは紋付袴に対して好印象なのでしょう?
そこにはやはり「成人式だから」という思いがありました。
今このときにしか着ることのできない特別感
スーツはいつだって着られます。
すでに大学の入学式などで購入された方もいらっしゃるでしょうし、この先、自分で購入される方も多いでしょう。
ですが紋付袴の場合、多くの方はレンタルで選ばれます。
というのも、一生のうち、そう何度も着るものではないから。
コストパフォーマンスを考えれば、自然と「レンタル」となるようです。
それほどまでに、人生において紋付袴を着る機会は滅多にないことです。
そんな中、成人式という特別なイベントごとに合わせて、「人生の節目なんだから」と同じく特別な衣裳をあわせようという人は多いです。
着用してからわかる紋付袴の特別感
紋付袴は着付けの段階から大変です。
ベテランのプロの着付師ともなれば、およそ30分弱で着付けが完了するものですが、じっと立ったまま、はじめて袖を通す着物に緊張しきりの30分というのは、結構大変なもの。
ですが、その着付けが完成し、雪駄を履いて、羽織を着て、扇子を手にすれば、なんともかっこよく、普段見ることのない自分の姿になります。
達成感と満足感に、楽しみすら沸いてきて、成人式がより一層特別で、楽しみなイベントごとに変わります。
気持ちもまた改められる。
着物を着ると、自然と背筋はピンと伸び、まっすぐ前を向くようになります。
新たな節目、門出に向かうには、最高の衣裳。
着ている本人にしかわからない成人の実感が沸いてくることでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は成人式でなにを着るか悩まれている男性陣へ向けて、背中を押す意味でも男袴の特別感について書かせていただきました。
成人式で紋付袴を着たいと思っているけれど、はじめてのことで不安だと感じている。
そんなあなたに向けて、お伝えしたいのは、紋付袴が叶えてくれる思いについて。
紋付袴は次の3つを叶えてくれます。
- 成人式をただの日常とはせず、新たな節目、門出に向かうイベントであることを実感したい
- 二十歳となり、正式に大人の仲間入りを果たすということが、周りから一目瞭然な恰好で出席したい
- 成人式で再会する昔の同級生に対して、昔とは一味違う自分を演出したい
一生に一度の大切な成人式。
少しでも男袴に興味惹かれるのなら、ひとまずはカタログを請求して、どんなデザインがあるのか見てみるのもいいでしょう。