はじめての成人式振袖レンタル!
安心できる基礎知識
振袖 購入
振袖レンタル・購入の価格相場!お得に予約しよう
目次
成人式や卒業式など、晴れの日を迎える時に着用する振袖。
式典では一般的な振袖ですが、普段から着用している方は少ないため、初めて参加する本人やご両親の中には、振袖に対して以下のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
「振袖と言うと高級そうなイメージが強いけれど、価格相場はどれくらいなの?」
「購入とレンタルではどちらの方が良いのか分からない!」
お気に入りの振袖を着用し、納得のいく状態で晴れの日を迎えるためにも、予め振袖の価格相場やレンタル・購入におけるメリット、デメリットについて知っておくことが重要です。
そこで今回は、振袖を購入、レンタルする場合の価格相場をメインに、振袖の価格に差が出る理由や、レンタル時に重要な予約タイミングについて詳しく紹介します。
振袖のレンタルや購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.振袖を購入・レンタルする場合の価格相場
振袖は購入・レンタルを問わず、価格が特別安いものではありません。
そのため、今後も着用する予定があるのかといった部分や、セットプラン内容などをしっかりと確認した上で購入・レンタルどちらかを選ぶことが大切です。
それでは、まず初めに振袖を購入・レンタルする場合のそれぞれの価格相場から見ていきましょう。
1-1.振袖を購入する場合
平成27年に経済産業省繊維課から発表された「きものの着用に関する消費者アンケート」によると、 振袖を購入される方はレンタルされる方より多いという結果が出ています。
※経済産業省繊維課 p.12 実際に購入されたきものの価格帯(女性の着用経験者)参照
購入価格はレンタル振袖の相場のおよそ2倍。30万~40万前後となっており、訪問着として、もしくは結婚式などで同じ振袖を2回以上着用する機会があると見込める場合は、レンタルよりも購入した方が結果的に安くなる傾向にあります。
またお店により、振袖を購入した際は購入特典として、卒業式用の袴を無料でレンタルできたり、ヘアメイクや着付けが無料・割引となったりといった嬉しいサービスを展開している店舗もあります。
振袖の着付け代の平均価格相場は5千~1万円(ヘアセットやメイクまで含めると2万円以上)と言われているため、このような購入特典は非常にお得と言えるでしょう。
また、オーダーメイドの振袖であれば、気に入った柄の振袖を自身のサイズにぴったり合わせて作成してもらえることもメリットです。
ただし、振袖を購入した場合、アフターケアを自分で行う必要があります。
着用直後にカビや黄ばみを防止するためにも陰干しを行うことはもちろん、虫による被害やカビの繁殖を防ぐために、定期的な虫干しを行わなければなりません。
着物を購入する場合は、事前に着用後の手間についても考慮しておくと良いでしょう。
1-2.振袖をレンタルする場合
正絹の振袖のレンタル料金の価格相場は20万円前後と言われていますが、振袖の柄やオプションにより値段が大きく変動します。
振袖単体のレンタルであれば価格は安く抑えられるものの、小物類のレンタルや当日の着付けも含めると価格は高くなります。
振袖をレンタルする最大のメリットは、流行の柄を選べるということです。振袖にもトレンドがあり、流行する柄は年々変わるため、最新トレンドの振袖を選ぶことができるのはレンタルだからこその特権となります。
また、オプションやレンタル特典として、当日の着付けやヘアセットも一緒にできるお店もあるため、着付けサービスを行っている着物専門店や美容院にそれぞれ予約をする手間が必要ない点もメリットと言えるでしょう。
ただし、お気に入りの柄を見つけたとしても既に予約が込み合っており、選んだ柄の振袖の在庫が無く選択できない場合もあります。
特に振袖の人気柄は早い段階で予約が埋まる傾向にあるため、早期予約が必要です。
また、オーダーメイドではないため、自分のサイズにぴったり合う商品がないということも考えられます。
1-3.購入とレンタルではどちらがお得?
振袖の購入・レンタルについては、必ずしもどちらが良いか断言することはできません。
今後の着用予定や振袖の柄、レンタルプランのセット内容など、状況によりどちらを選ぶことでお得になるのかは異なります。
2.振袖の価格に差が出る理由は?
振袖は購入かレンタルかにより価格が大きく異なるものですが、振袖自体によっても価格差が生じます。
ここからは、「どのような理由で振袖の価格の差が生じるか」を、詳しく解説します。
2-1.生地の質
振袖の価格に差が出る大きな理由の1つが、使用されている生地の質です。
生地には正絹かポリエステル素材が使用されていることが多く、ポリエステル素材であれば価格は比較的リーズナブルなものとなります。
しかし、ポリエステル素材では生地の薄さや発色の悪さなどが原因で、見た目が安く見えやすくなってしまうという特徴があります。
反対に正絹が使用されている振袖は価格が高くなる傾向にあります。
正絹の振袖には重みがあり、見た目にも高級感があるだけでなく、保湿性・吸湿性に優れているという特徴があります。
ポリエステル素材でも高品質の振袖はあるものの、高級感や上品さを演出するのであれば、正絹の振袖がおすすめです。
反対に、リーズナブルな価格で振袖を楽しみたいという方は、ポリエステル素材にこだわってみてはいかがでしょうか。
2-2.生地以外の要因
通常の洋服と同様、新作や人気のある流行柄は価格が高くなる傾向にあります。 また、流行の柄でない場合でも有名作家の作品やブランド着物の場合は、高度な技術が取り入れられているため価格が高くなる傾向にあります。
似たような柄の振袖であっても、オンラインショップのみで販売している振袖店と比較すると、店舗を構えている場合は価格が高くなりがちです。
しかしネット販売限定の場合は、直接振袖の質感や色味を確認することができないため、失敗のリスクも格段に上がります。
振袖は購入もレンタルも決して安い買い物ではないため、できるだけ失敗リスクを抑えておきたいところです。 まずはオンラインショップやカタログにて振袖の種類をしっかりチェックし、その後店舗で実際に見てみることをおすすめします。
3.お目当ての着物をお得にゲット!重要な振袖予約のタイミングとは
同じ振袖を着用するならば、できるだけ価格を抑えられることが理想でしょう。気に入った振袖をより安く、お得に着用するためには予約のタイミングが非常に重要です。
ここからは、振袖をより安く購入・レンタルをするための方法を紹介します。
3-1.早期予約が重要な3つの理由
振袖の価格を抑えるためには、早期予約がとても重要です。その理由として、以下3つが挙げられます。
・早期割引がある
・好きな振袖を選ぶことができる
・着付け時間を自由に選択することができる
店舗により異なるものの、早期予約で商品価格が半額となったり、当日の着付けが無料など複数の特典が付いてくる場合もあります。
本来なら別料金がかかる内容を、割引価格、もしくは無料で受けられることは非常にお得と言えるでしょう。
また、早期予約は他にも、自分の好きな振袖を選びやすいというメリットがあります。
レンタル振袖の場合は、他のお客様と振袖のデザインが被らないよう、1つの柄に対して在庫をあえて少なくしているお店もあります。
早期予約なら、予約のタイミングが遅かったために在庫がなく、お気に入りの振袖をレンタルできなかったという状況を避けることができるでしょう。
さらに、早期予約なら着付け時間を自由に選ぶことができます。
式典に丁度良い時間帯の着付けは人気のため、すぐに埋まってしまう傾向にあります。
着付けの時間が早朝だったために、慣れない振袖で式典前にクタクタになってしまった、または、着付けの時間が遅かったために、式典に間に合わなかったなど残念な状況にもなりかねません。
式典では家族や友人と写真撮影をする機会も多くあります。
写真に美しい振袖姿を残すためにも着付けの時間はとても重要であるため、着付けの時間もしっかりこだわりたいという方は必ず早期予約をしておきましょう。
3-2.振袖選びは「早めの準備」が成功のカギ!
お店により、成人式を迎える2年前からDM(ダイレクトメール)を送付している場合もあります。
もちろんこれは顧客確保のためという面もありますが、前述したように、利用者にとっても「早期予約ならではのサービス内容やお得なポイント」がたくさんあるためです。
「まだまだ後のことだから…」と後回しにしてしまいがちですが、晴れの日にお気に入りの振袖を着て綺麗な姿で迎えるためにも、振袖選びやレンタル予約は早めに行うことをおすすめします。
4.まとめ
特別な日に着用するものだからこそ、満足のいく振袖を選んで記念に残る1日にしたいものです。
素敵な1日を迎えるためにも、ここまでご紹介してきた振袖の購入とレンタルについての内容を参考に、予算を考えつつもまずは自分が着用したいと思える振袖を探してみてください。