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目指せ振袖美人!!振袖のマナーとは?

振袖のマナー

お気に入りの振袖は見つかりましたか?

成人式は一生に一度の一大イベント、とびきり綺麗な姿で、思い出に残る一日にして下さいね。
振袖を着る機会は人生でもそう多くはありません。
ですが、着物での立ち居振る舞い一つで、より美しさが際立ちます。
綺麗に着飾った振袖姿がより一層輝きを増す、

そんな振袖のマナーについて少し学んでみませんか?
これであなたも振袖美人!?周囲に差をつけちゃいましょう。

振袖のマナー 基本編

振袖のマナーについて説明する女性

振袖姿は、普段のファッションとは違い、華麗で気品のある分、ちょっとした身のこなし方で、更に美しい雰囲気にすることも、ちょっと残念な雰囲気になることもあります。

チョットしたコツをつかむだけで、女性らしい振袖美人が手に入ります。

ポイントをいくつかご紹介しますので、是非参考にして下さいね。

振袖の心構え

普段の動作に比べて、ゆっくり、優雅なイメージで動作を行うように心がけて下さい。
すべてにおいて、ひと呼吸おくようにすると、所作に美しさが出ます。

また、振袖の場合はなるべく手荷物は少なめにすることをおススメしています。
両手がふさがってしまっては、窮屈な印象を与えていしますので、気を付けて下さいね。

基本の動作

まず初めに立ち姿ですが、上から糸で引っ張られている感覚で、背筋を伸ばすと美しく見えます。
その際、あごを引いて、頭からつま先までが一直線になるように意識します。
肩の力を抜いて立つと、よりしなやかなで優雅な雰囲気がでます。

足先は、親指に力を入れ、歩く際の歩幅はこぶし一つ分くらいで。
全体に力が入りすぎてしまうと、不自然な動作になってしまいますので意識しすぎず、自然な感じで。
立ち止まっているときは、帯の下に軽く両手を重ねるようにすると、振袖の柄が隠れず、おしとやかに見えます。

階段での上り下り

裾を踏まないように注意を払って下さい。
少し裾を持ち上げる程度に右手を添えると動作が美しくなります。

椅子に座る

袖を前で重ねて持ち、背もたれには決して持たれないようにして下さい。
バッグを背もたれと体の間に置いておくと安心です。
せっかくの帯結びが崩れないように注意してくださいね。

椅子に腰かけている間は、裾が床につかないように膝の上で重ねておいて下さい。
着くずれしないように、足はそろえて着席してくださいね。
低い椅子の場合は、少し体を斜めにして座ると優雅ですよ。

車の乗り降り

体の前で裾を重ねて持ち、ドアに引っかからないように気をつけます。

まず座席に腰を下ろしてから、足を揃えて直角に体を入れ込みます。
頭が車に当たらないように注意しながら乗り込んで下さい。
車を降りる際は、足、頭、腰と乗る時とは逆の順番になります。

お手洗い

着物でのお手洗いの利用は、個室や様式を選ぶようにしてください。
ここで持っておくと便利なのが、クリップです。
両袖をクリップで止めるか、なければ帯締めに挟んでも大丈夫です。

着物、長襦袢、裾よけの順番でめくりあげて胸のあたりまで引き上げます。
個室を出る際には、長襦袢、着物の順で重ねて戻して下さい。
手を洗う際にも、裾をクリップで止めると便利ですよ。

振袖の基本動作についてご紹介しました。ポイントを押さえて美しい身のこなしを見につけて下さいね。

振袖のマナー 応用編

振袖のマナー応用編

基本編に続いて、応用編になります。
普段のシーンでも使えますので、是非参考にして下さいね。

お座敷などの和室を利用する

和室には、入室する際に守らなければいけないルールがあります。

まず、敷居や畳の縁は踏んではいけません。
また、ふすまを開ける際には、複数回に分けて明けるのがマナーです。

引き手指をひっかけて一気に開けてしまいがちですが、引き手は最初に少しだけ開けるために使用するのが基本です。
ゆっくりと落ち着いた動作を心がけましょう。

挨拶を行う際も注意が必要です。
普段の生活では、立って挨拶する習慣が身についてしまっている為、ついつい和室でも立ったまま挨拶してしまいがちですが、和室だとこの行為はNGです。
頭の高さが相手への敬意の表れと言われているほど重要で、大変失礼な行為に当たります。

入室したら、座布団の下に正座して座り挨拶をしてから座布団に座るのが一連の流れです。
もし手土産などを持参している場合は、挨拶が終わってから風呂敷や、紙袋から取り出して品物を両手で持って正面を向けて相手方向差し出します。
「お口に合うと良いのですが」など一言添えて渡すと、より良い印象に。

着物の場合だと、身のこなしが少し窮屈になりがちですので、ひと呼吸おいた動作を心がけて下さいね。

振袖のマナー 番外編

振袖を結婚式で着る場合

成人式以外でも、振袖を着るシーンがあります。

一番高確率なのが、結婚式に呼ばれた時です。
振袖は未婚女性の正礼装でもあるので、結婚式に呼ばれる場合、親族側、友人席でも振袖を着て出席する場合があります。
一般的には振袖のイメージが、若い10代から20代が着るイメージとしてありますが、特に30代だからと言って、着てはいけないという明確な決まりはありません。
未婚女性であれば着ても問題はありませんが、30代後半になると留袖などの着物を選ぶ方も多いようですが、落ち着いた色合いの生地や、柄を選べば振袖も十分に着られます。

帯は「文庫結び」や「お太鼓結び」といってシンプルな物にすると良いでしょう。
もし、結婚式用にレンタルする場合なら、派手目の柄は選ばないようにするのが無難です。

柄も、季節に応じたものを選ぶと、上品で大人の女性の装いに。
松竹梅などのお祝い事にふさわしい絵柄は、結婚式などのお祝い事にピッタリですので祝福の意味も込めて選んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

振袖だけではなく、和装姿ならどれも使えるマナーばかりです。
着物を着る際には是非、意識して取り入れてみてくださいね。

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