はじめての成人式振袖レンタル!
安心できる基礎知識
振袖レンタル相場
振袖の購入!重要なポイントを見逃さないで
目次
成人式といえば、一生に一度の晴れの日の舞台。
大人の第一歩を踏み出す大切なお嬢様の晴れ着姿を、目に焼き付けたいとお考えの方も多いと思います。
振袖をレンタルにするか?購入するか?どちらにするかお考え中の方へ、
今回、振袖を購入するにあたって、どのようなメリットがあるのか?
また、購入する際のお店選びのポイントなどを詳しく紹介していきたいと思います。
是非参考にしてみてくださいね。
振袖の役割
振袖とは、大きく脇が開いていることから、通気性に優れ熱を逃がしやすいデザインが特徴的です。
このことから、大人よりも体温の高い7歳~16歳の子供が着る衣類として定着されていました。
このデザインであれば、活発に動き回る子供でも、通気性を良くすることで、体温が一定に保たれます。
振袖は、あくまで通気性が良く、活発に動き回る子供の為の衣類として使用されていました。
振袖ってこんな意味があった?
実用性が重視されていた振袖でしたが、時代が移るにつれ、「厄除け」や「お清め」の意味が込められるようになりました。
古来「振る」という行為には魔を払うという意味や、神に祈りをささげる意味があります。
皆さんもご存じの、神に仕える巫女も、袖を振ることで神を呼び起こす「魂振り」を儀式として行っていたおり、その際に、袖の長い衣類を着用していたと言われています。
このことから、お祝いごとで振袖を着ることが、人生の門出に身を清めるとともに、厄払いの意味が込められるようになりました。
また、巫女が行っていた「魂振り」が人に対しても行われるようになり、意中の人の魂を呼び寄せるという意味を持つようにもなりました。
意中の人を振り向かせるために愛情を示す仕草を、「袖を振る」ことで表現されたとされています。
振袖に恋愛の意味が込められるようになってからは、若い女性の間で人気が高まり、ご利益を得ようと袖をどんどん長くしていきました。
いかがでしょうか?
時代の移り変わりとともに、いろんな意味を持つようになっていますね。
振袖の種類
「振袖」と一口に言っても、大きく分けて3種類あります。
それぞれの特徴をご紹介していきたいと思います。
大振袖
「引き振袖」「引き振り」「お引きずり」などとも呼ばれているのが「大振袖」です。
袖丈の長さが114cm前後と、振袖の中でも最も格式が高く、未婚女性の第一礼装とされています。
昔は、5つの家紋を掲げた「五つ紋」が正式とされていましたが、今は省略されることが多いようです。
模様を大胆にあしらった華やかなものから色無地まで、デザインも豊富にあります。
引きずるほどに長い袖は、凛とした気品漂う女性の姿を想像させます。
婚礼衣装の定番として現代でも着用されます。
中振袖
大振袖に次ぐ礼装です。
袖の長さが100cm前後とされており、成人式でよくみられるお着物が「中振袖」になります。
成人式以外でも、パーティーや披露宴などでのお呼ばれ衣装として使用されますし、結納の際にも着用されることがあるのがこの中振袖です。
小振袖
袖丈が85cm前後で「二尺袖」とも呼ばれています。
振袖の中でも一番袖が短く、動きやすさが特徴です。
卒業式の際の、袴として着用するのがピッタリです。
袖丈の短さから、他の振袖と比べて可愛らしい雰囲気になり、動きやすく軽いことがメリットとされています。
振袖購入のメリットとは?
振袖を購入する際の最大のメリットと言えば、その振袖は「世界で一着だけ」という部分です。
自分専用に仕立て上げられたピッタリの衣装は、特別感があり見た目の華やかさも抜群です。
ピッタリの衣装というのは着姿が美しく、レンタルにはないメリットです。
また、一生モノとして思い出に残る着物は、世代ごとに受け継ぐことができます。
レンタルよりも値段は高くなりますが、良い着物は時代を超えても流行りすたりがなく、年代を重ねるごとに、より輝きが増していきます。
決して安い買い物ではないけれど、社会人になると、披露宴やパーティーなどにも出席することもあるかと思います。
その際に、振袖を活用することもできますし、小物のアイテムを変えるだけでも雰囲気ががらりと変えられるので、何回も振袖を着まわすことができます。
成人式のお祝いとして、お嬢様に「振袖のプレゼント」というのも思い出がさらに深まりますよね?
振袖ご購入の際のお店選びのポイント
いざ「振袖を購入しよう」と思っても、お店がたくさんあってどのお店を選んだらいいのか迷ってしまいますよね?
そこで、お店を選ぶ際のポイントを4つに絞ってご紹介していきます。
振袖の種類の豊富さ
振袖を販売されている会社を選ぶ際に重要なのが、「振袖の種類」です。
晴れの日の大切な日に着る特別な衣装です。
安い買い物ではないからこそ、自分好みのデザインがあるのかが、最大のポイントです。
たくさんの振袖に目を通していくうちに、自分の好みが分かってくるかと思います。
一生に一度の記念日でもある成人式。
商品の種類が豊富に取り揃えてあれば、より自分にピッタリの振袖を選ぶ事ができます。
オプション
振袖を購入する際、大切なのはその振袖を成人式で着るという部分です。
式にでるには、着付け、ヘアセットなどが必要になってきます。
また、前撮り写真を希望する方もいらっしゃるでしょう。
当日のヘアセットや、着付けのオプションがない場合に、自身で美容室などの手配をしなければならなくなります。
着付けのサービスなどがついているかなどの、オプションの確認も必要になります。
お店の信頼性
高価なお買い物であるからこそ、信用できるお店かどうか大事なポイントではないでしょうか?
質の高い着物を取扱っていることはもちろんの事、種類の豊富さや、店舗スタッフの対応など大切な日の特別な衣装を預けるわけですから、お店の信用度は外せないポイントです。
品質の高さ
着物の良し悪しを決める大切なポイントに、品質が大きく関わってきます。
着物の生地で高級とされているのがおなじみの「正絹(しょうけん)」。
着心地が滑らかで、肌触りもよく上質な生地になります。取り扱っている着物の品質の確認もお店を選ぶ上で、外せないポイントになります。
以上の4つにポイントを絞ってご説明しました。
数多くの振袖を取扱う店舗があり、またインターネットでの販売が可能になった今、中古などの振袖も多く販売されています。
思い出に残る大切な日を迎える為に、お店選びは重要なポイントになります。
是非、素敵なお店を選んで下さいね。
振袖の購入、ご相談なら「京都さがの館」
京都の老舗と呼ばれる呉服店、「京都さがの館」。
創業明治33年と、120年の社歴を持つ信頼と実績のあるお店です。
長年の実績から、自社制作を行っており、呉服のプロフェッショナルが皆様に安心で、より品質の良いものを提供できるよう日々邁進しております。
伝統的でありながらも、若い世代に人気のある関西コレクションなどの国内最大級のファッションショーにも8年連続参加。
オシャレな着物をバリエーション豊富に取り揃えております。
また、関西を中心とした120校の学校様と提携し、多くのお客様から信頼を得ています。
晴れの日の大切な日をしっかりサポートできるよう、スタッフ一同、精一杯のサービスを提供しています。
一度、京都さがの館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
成人式後の、振袖活用法
振袖を購入されるなら、成人式以降の使用方法も、頭に入れておきたいですよね?
振袖がどんなシーンで役に立つのかをご紹介していきたいと思います。
パーティーや披露宴などの出席
未婚女性の礼装でもある振袖は、ご友人や、親戚などの結婚式に呼ばれた時の衣装として活躍します。
和装での出席は、格調の高い華やかな印象を与えるので、披露宴などに重宝されます。
卒業式に袴と合わせて
基本的に袴と合わせる着物には、袖の短い「小振袖」が主流ですが、振袖を合わせることもできます。
袴だけをレンタルすることができるので、卒業式の際に改めて、袴一式をレンタルしなくて済みますし、袴と組み合わせることで、同じ振袖でも、違ったコーディネートが楽しめます。
訪問着・留袖
長い期間着ていない振袖にアレンジを加えることで、違った使い方ができます。
よくあるのが、袖を短くすることで訪問着や、留袖にリメイクする方法です。
結婚してからも使うことができるので重宝します。
思入れのある振袖ですから、長く着られるに越したことはないですよね。
ドレス
結婚する際のお色直しとして、振袖をドレスにリメイクして着用することができます。
ご両親が購入してくれた振袖を、結婚式のお色直しのドレスとして着用すると、「大変感激された。」というエピソードもあります。
ママ振り
こちらは母親から譲り受けた振袖を着ることを「ママ振り」と言います。
振袖を譲りうけるわけですから、通常レンタル、購入するよりも安価で済むのが魅力的ですね。
帯や小物類を変えるだけで印象が変わり見劣りすることがありません。
世代を越えて受け継がれていくものがご自宅にあると、嬉しくなりませんか?
このように、振袖は成人式だけではなく違ったシーンでも活用できます。お気に入りの振袖を見つけたら思い切って購入してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
この時期から成人式に向けて振袖を選び始める方が増えてきます。
思い出に残る大切な一日を彩る衣裳選びは楽しいですよ!!
しっかりと吟味して、お洒落に可愛く成人式を迎えましょう。
一生に一度の晴れの日の舞台にふさわしいあなただけの一着を見つけてください。