はじめての成人式振袖レンタル!
安心できる基礎知識
振袖の選び方
レンタル振袖の人気色!2016と2017年比較
目次
振袖をレンタルする上で、周りはどんな色の振袖を予約しているのか?
たくさんの振袖がある中で、どんな色が成人式のレンタル振袖として人気なのか?
はじめて成人式で振袖を用意するとなったとき、自分に似合う色の振袖を選ぶのはもちろん、周りがどんな色の振袖で成人式に臨むのかも気になるところ。
今回は、2016年・2017年の成人式で、何色の振袖が人気だったのか、色別の調査結果を掲載!
これから成人式の振袖を選ぼうという方にとって、参考になるコラムとなっています。
圧倒的人気はやっぱり赤!振袖レンタルの定番
上図は、2016年成人式と2017年成人式を対象に行った振袖の色別調査です。
調査対象人数は、2016年は調査人数合計1,145名。
2017年は調査人数合計964名となっています。
パッと見ただけでも、2016年は赤色の振袖が大半であることがわかりますよね。
2017年もまた数は減ったものの、赤色の振袖比率は多いです。
具体的な割合をいうと、2016年に赤色の振袖を着用された方は29.6%。
2017年にレンタルか購入か、とにかく赤色の振袖を着用された方は26.5%と、およそ三割近くの人が赤地の振袖を着用されています。
3人に1人が赤色の振袖ですから、成人式会場でもよく目立ったことでしょう。
どうして赤色の振袖は人気なのか?
一番に挙げられるのは、女性らしい色ということで、推されている部分があります。
ジェンダーレスの考えが浸透しつつある昨今では、いささか時代遅れにも思えますが、未だ「女の子だから」ということで赤色が推されている部分は否めません。
ただ、2016年よりも2017年の赤地の振袖着用者の割合が減っていることから、「徐々に時代は変わりつつあるのかな?」という印象も。
長年愛されてきた赤地の振袖の人気が、今後どうなっていくのかも業界として楽しみです。
また、赤地の振袖が長年愛されてきた理由として挙げられるのは、人目を惹く華やかさにあります。
赤は人の目を惹く一番ハッキリとした色。
主役級の色ですから、成人式で堂々としたい、華やかさを求める人にはぴったりです。
次点で気になる人気色は黒・白・ピンク・青系の振袖
円グラフの中で目立つのは赤地の振袖の人気具合。
ですが、次点で目立つのは、黒・白・ピンク・青系の振袖です。
その中でも黒地の振袖は2016年から3.0ポイント近く割合が増えています。
ここまで大きく割合が増えているのは、黒地の振袖だけ。
赤地の振袖が3.0ポイント近く減っているので、その分の3.0ポイントが黒に移行したようにも思えます。
黒系が人気な地域は関東以北という調査結果も
ここでおもしろい調査結果があります。
それは、地域によってレンタル・購入される振袖の色別人気が違うということ。
その調査結果によると、黒系の振袖レンタル・購入が人気なのは、関東以北なのだそう。
シックで落ち着いた雰囲気の黒。
デザインによって、金彩があしらわれていればそれだけ豪華に見えますし、高級そうな印象も与えることができます。
白は清楚なところで例年人気を集めています
2016年から2017年にかけて、少し数が減ってはいるものの、白系の振袖は10人に1人以上が着用するほどの人気ぶり。
やはりそこには「清楚さ」が理由として挙げられるのでしょう。
さらに白地の振袖は、コーディネートのしやすさもあります。
振袖を全身コーディネートする際には、袋帯・帯揚げ・帯締め・重ね衿の色やデザイン選びも欠かせません。
せっかく気に入ったデザインの袋帯があっても、メインとなる振袖の色やデザインには合わない……なんてことも往々にしてあります。
しかし、メインとなる振袖が白地の振袖であれば、おおよそ問題なく、ほとんどの色・デザインの小物類が合うのです。
好きな小物類を組み合わせられる万能な色。
白地の振袖が人気なのは、そういうコーディネートの楽しさがあるからかもしれません。
ちなみに黒地の振袖が人気なのが、関東以北ならば、白地のレンタル・購入の振袖が人気なのは中部以南だそう。
エリアによって変化する振袖の人気色というのも、おもしろい調査結果ですよね。
ピンクの振袖もまた10人に1人以上が着用するほどの人気
ピンクと一言で言っても、さまざまなピンク色があるでしょう。
淡いピンク、濃いピンク。
この調査結果では、パステルカラーなピンクとビビッドカラーなピンクの比率まで細かくはわかりません。
ですが、ピンク系の振袖をレンタル・購入される方は10人中1人以上という話。
ピンク地の振袖が人気なのは、やはり、そのかわいらしさにあるのでしょう。
振袖自体の柄やそれに合わせる小物の組み合わせによっては、大人びた印象にもなりますから、大人な女性への成長を演出したい方にはぴったりです。
ちなみに暖色系とされる赤・朱・ピンクの合計を見てみると、それだけで40%近くが着用しているという結果に。
成人式という華やかな場では、寒色系よりも暖色系が圧倒的に人気な様子です。
青・紺系のレンタル・購入振袖もまた人気を増やしている色
私たちは洋服を着る際にも、青や紺系の服に馴染みがあります。
紺色の振袖が選ばれている理由として挙げられるのは、まずその一点です。
紺色が好きという方もいらっしゃるでしょうし、馴染みがあり、見慣れた色であることから選ばれる方が多いです。
さらに大人びた印象に見えるということから、青や紺系の振袖が選ばれる傾向にあります。
確かに紺系は落ち着いた色合いで、大人びた印象で周りから見られます。
成人式という少女から大人の女性に成長していく節目の式典に、いつもよりお姉さんな自分を演出するには、ぴったりな色の振袖です。
2016年・2017年で見る振袖の人気色の変化
冒頭の図を再度掲載します。
この図を見ると、2016年と2017年の成人式で、振袖の人気色の増減がわかります。
2016年よりも2017年の方が、人気が集まった振袖の色
- 紺・ブルー
- 黒
- 緑
- 紫
- オレンジ・黄
- 茶系
2016年に比べて人気が減った振袖の色
- ピンク
- 朱・赤
- 白
全体の割合はまだまだ赤・ピンクといった暖色系が人気上位を独占していますが、徐々にシックな色味が人気を集めている様子。
2018年、2019年の成人式で人気だった振袖の色別調査もみてみないことには、なんとも言えませんが、高級感の増す大人びた色合いが人気になりつつある様子です。
まとめ
これから振袖をレンタル・購入する際の参考にしてみてください。
2016年と2017年の成人式の色別人気の振袖を見てみると、やはり圧倒的に赤系の振袖が人気なことがわかりました。
赤・ピンクといった暖色系は華やかさがありますから、例年人気な様子。
ですが、黒や緑、青も比率を伸ばしており、年々人気の傾向に。
成人を向かえる女性たちは、今や、シックで高級感がある大人びた色合いを好む傾向にあるようです。