はじめての成人式振袖レンタル!
安心できる基礎知識
振袖ヘアアレンジ
【振袖カラー別】定番の色で選ぶ人気の髪飾り4選
一生に一度の晴れ舞台である成人式。そんな成人式で着用する振袖の装いに華やかさを添える髪飾りは、自分にしかない個性を表現するために欠かせないアイテムです。
しかし、髪飾りにはさまざまなサイズやカラー・デザインがあるため、自分の個性はもちろん、振袖にピッタリの髪飾りをなかなか選べないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、振袖の定番カラーと相性の良い人気の髪飾りをご紹介します。
また、髪飾りを付ける位置により与える印象の違いや、失敗しない髪飾りの選び方もあわせてご紹介しているため、振袖の髪飾り選びに迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
1.振袖に合わせる「髪飾り」が与えるそれぞれの印象
さまざまなデザインのある髪飾りですが、たとえ同じ形をした髪飾りでも、サイズやカラーはもちろん、付ける位置により仕上がりの雰囲気が大きく変わります。
まずは、振袖に合わせる髪飾りが与える印象の違いを見ていきましょう。
1-1.サイズ
髪飾りのサイズ | 与える印象 |
---|---|
小さい髪飾り | 可愛らしく、清楚で控えめな印象 |
大きい髪飾り | 存在感があり、大人らしく華やかな印象 |
髪飾りは、大きさにより振袖姿の印象がガラリと異なります。
小花の髪飾りなど、小ぶりの髪飾りは可愛らしく、清楚で控えめな印象を与えます。
髪飾りを両サイドに使う際、どちらかを小ぶりの髪飾りにすると強弱が付いておすすめです。
一方で、大きめの髪飾りは存在感があり、大人らしく華やかな印象を与えると同時に、対比で小顔効果も期待できます。
大きめの髪飾りにアクセサリーを散らばせてしまうと「派手」な印象を強くしてしまうため、アクセサリーをプラスする場合は、なるべく存在感の少ないシンプルなものを選びましょう。
1-2.カラー
髪飾りの色 | 与える印象 |
---|---|
濃く鮮やかな色 (赤 青 緑など) |
凛とした意志の強い印象 |
濃く鈍い色 (抹茶色 山吹色など) |
しっとり落ち着いた印象 |
淡い色 (ピンク 水色など) |
可愛らしく可憐な印象 |
髪飾りは、たとえ同じ色でも、濃淡の違いで印象が異なります。
濃く鮮やかな色は、黒目の印象を引き立て意志の強さを感じさせます。
特に紅白は晴れの日にふさわしい縁起の良い色であるため、振袖の髪飾りのお店では必ず見かける人気色です。
また、濃く鈍い色のレトロな振袖の髪飾りは落ち着いた印象を与え、ピンクなど淡い色は可愛らしく可憐な印象を与えます。
髪飾りは自身の振袖カラーとマッチした色やデザインを選ぶことが望ましいですが、「第一印象は凛としていて強い印象があるが、中身は女性らしく優しい印象にしたい」という方は、 濃く鮮やかな色をメインに、淡い色を合わせてみると良いでしょう。
1-3.付ける位置
髪飾りを付ける位置 | 与える印象 |
---|---|
トップの高い位置 | 元気で明るく可愛らしい印象 |
耳後ろの低い位置 | 落ち着いた大人らしい印象 |
耳と同じ高さ | 明るく華やかな印象 |
同じ髪飾りを付けていても、付ける位置により印象は大きく異なります。
トップの高い位置に付けると元気で明るく可愛らしい印象。
そして耳後ろの低い位置は落ち着いた大人らしい印象に。
付ける位置が少し異なるだけでほぼ真逆の印象を与えます。
また、耳と同じ高さに付けると明るく華やかな印象となり、どのような女性でもぴったり似合います。
このように、髪飾りを付ける際はサイズ・カラー・付ける位置をしっかり考え、それぞれがもたらす印象を効果的に取り入れることが大切です。
例えば、比較的大きなサイズのピンクの髪飾りを高い位置に付け「幼く見える」と感じた場合、耳後ろの低い位置に付けることで、可愛らしさを持ちつつ、落ち着いた大人の女性を演出することができるでしょう。
2.振袖の定番カラー別で選ぶ人気の髪飾り4選
髪飾りそのもののサイズやカラー、そして付ける位置により印象が異なると紹介しましたが、大前提として最も重要なことは「振袖の色に合った髪飾りを選ぶこと」です。
振袖の色に合っていない髪飾りを選んでしまうと、せっかくの美しい振袖姿も、どこかアンバランスさを感じてしまいます。
また、振袖の髪飾りと言えば「お花」ですが、選ぶお花によってもそれぞれ異なる印象を与えることはご存知でしょうか。
振袖の色やデザインの特徴にマッチしたお花の髪飾りを選ぶことで、より統一した上品さを演出することができるでしょう。
ここからは、振袖の定番カラー別で選ぶ人気の髪飾りを4つご紹介します。ぜひ、自身が着用する予定の振袖の色に適した髪飾りを選ぶ際の参考にしてください。
2-1.【振袖:赤】存在感のある”椿”
顔色を明るく見せてくれる赤い振袖は誰にでも似合いやすく、振袖の定番カラーとしていつの時代も揺るぎない人気色です。
そんな赤い振袖には、髪飾りの代表格である「赤椿」の髪飾りがおすすめです。
椿柄は振袖の絵柄としても人気の柄ですが、寒い冬を乗り越えて春先に開花する赤椿の髪飾りは、「控えめな素晴らしさ」という椿の花言葉のように、「落ち着いた大人の女性らしさ」を演出するでしょう。
もちろん、成人式で一番人気のある赤色の振袖には赤椿の髪型以外にも、つまみ細工の髪飾りやコサージュ、モダンな帽子など似あう髪飾りが豊富です。
一般的には伝統的なつまみ細工の髪飾りやコサージュの髪飾りが人気ですが、モダンな髪飾りを合わせて冒険してみても良いですね。
赤い振袖とそれぞれの髪飾りを見比べてお好みのコーディネートを見つけてください。
赤い振袖と髪飾りをもっと見る
【中央のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
【右のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
2-2.【振袖:青】美しさを感じる”芍薬”
空や海を連想する青い振袖は流行に左右されることなく、誰からも愛される定番の色です。
濃い青はクールで知的な印象、淡い水色は透明感のある軽やかな印象を与えます。
そんな青色の振袖には、芍薬の髪飾りがよく似合います。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と日本女性の凛とした奥ゆかしさをイメージさせる芍薬の髪飾りは、大人らしい着物コーディネートが好みの方におすすめです。
振袖の柄と髪飾りの花材を合わせると、より統一感や上品さが増すでしょう。
青い振袖と髪飾りをもっと見る
【中央のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
【右のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
2-3.【振袖:黄色・緑】品のある”菊”
植物や太陽の光を連想させる黄色・緑色の振袖は元気で健康的な印象を与えます。
そんな黄色・緑色の振袖には和装髪飾りの定番、小菊のピンポンマムの髪飾りがおすすめです。
ピンポンマムはイエロー・グリーン・オレンジ・ピンク・レッドなど、色のバリエーションが豊富で選びやすく、誰にでも似合いやすい花です。
黄色・緑色をメインとした振袖の差し色に合わせて、さまざまな色合いのピンポンマムを取り入れてみましょう。
緑色の振袖と髪飾りをもっと見る
【中央のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
【右のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
2-4.【振袖:ピンク】女性らしさが映える”ダリア”
女性らしく、たおやかで柔らかい印象を与えるピンクや紫の振袖は、合わせる小物の色によりシックにも可愛らしくも着こなせる色です。
そんなピンクや紫の振袖には、振袖と同系色のダリアがおすすめです。
ピンクのダリアは可愛らしく、紫のダリアは高級感があり豪華な印象を与えます。
ダリアはシンプルな花となっているため、メインとなる花の色に合わせ、淡い色やアクセサリーをプラスすることで、より柔らかい印象を与えることができます。
振袖のデザインや自身のイメージに合わせ、おしゃれな組み合わせを楽しんでください。
ピンク色の振袖と髪飾りをもっと見る
【中央のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
【右のモデルが着用している成人式の振袖と髪飾りを見る】
3.絶対に失敗しない「髪飾り」の選び方
ここまで髪飾りのサイズ・カラー・付ける位置による印象の違いと、人気の髪飾りをご紹介しました。自身にピッタリの髪飾りをイメージできているという方も多いでしょう。
しかし、カラーやサイズ、振袖に適したお花の種類を理解していたとしても、髪飾り選びに失敗してしまうことも珍しくありません。
最後は、振袖の髪飾り選びに失敗しないために押さえておきたいポイントを2つご紹介します。
3-1.ヘアスタイルとのバランスを考える
振袖と髪飾りのバランスはもちろんのこと、ヘアスタイルと髪飾りのバランスも大切です。
ヘアスタイルと髪飾りの大きさのバランスは、振袖の髪飾りを選ぶ上で重要なポイントとなります。
ヘアスタイル | 相性の良い髪飾りを選ぶポイント |
---|---|
アップスタイル | 完成形のシルエットを考え、ヘアスタイルの大きさに合わせて選ぶ |
ショート・ボブ・ダウンスタイル | リボンの髪飾りなど固定しやすいコーム付きの髪飾りを選ぶ |
どのようなヘアスタイルにするかをしっかり決めてから髪飾りを選ぶことで、全体の調和が取りやすくなるでしょう。
3-2.振袖もしくは帯と同色にする
髪飾りの色は、ひとくちに「赤」「青」といっても濃淡は様々です。
濃淡が異なることにより印象も大きく変わるため、色は慎重に選んでおきたいところですが、ここでポイントとなるのが「振袖・帯・和装小物に使われている色になるべく近いトーンの色を選ぶ」ということです。
例えば振袖の色が「くっきりとした濃い赤」であれば、赤椿や赤いダリアなど濃い色の髪飾りが似合います。振袖よりもう1トーン程濃い色の髪飾りでも、より上品さを演出してくれるでしょう。
一方で、「淡いピンクの振袖」に濃いピンクの髪飾りを付けてしまうと、髪飾りが浮いてしまいます。淡い振袖よりも濃い髪飾りを付けたい場合は、濃い色が入った帯を組み合わせると良いでしょう。
帯と髪飾りを統一させる場合は、なるべく髪飾りの色と同色の帯がおすすめです。
もし、同色の帯が見つからなかった場合は、帯揚げや帯締め、さらに飾り衿などの小物を活用し、差し色として調和してみても良いかもしれません。
晴れの日の醍醐味は、振袖だけではありません。一生に一度の思い出となる成人式は、髪飾りや小物もしっかりこだわって、新たな門出を迎えてください。
4.まとめ
最近は店舗・売り場へ行かなくても、振袖に合わせたさまざまな色やデザインの髪飾りが通販で手に入ります。
通販サイトであれば時間を問わず商品をじっくりチェックすることができるため、店舗に行く時間がないという方にもおすすめです。
全体の雰囲気を左右する振袖の髪飾りは、着物の装いに欠かせない立役者です。
ここまでご紹介した髪飾りの選び方や合わせ方を参考にして、ぜひ「個性を演出できる和装のお洒落」を楽しんでください。